DRIVE ME CRAZY |
作曲:布袋寅泰 編曲と作詞が山下久美子です。 布袋サウンド全開です。布袋が作曲した中では一番あっている と思います。 |
東京大学物語 [DVD] |
この「東京大学物語」はどうしても遙目線で描きたかったんだ。
そして映画も、その意味においては成功していたと思う。もちろん「補完」が第一目的だから、原作を知らない人にはわかりにくい、感情移入しにくい部分もあったかもしれない。 けどそれは、承知の上で大胆に切り捨てたのだ。そうでなければ、本当に言いたいことが言えないから。 伝わりましたよ、十分すぎるくらい、伝わってきた。途中からもう、涙が止まらなくなっちゃったよ。(泣) この作品、早晩「原作者の自己満足」という評価だけを残して、消えていってしまうのかもしれない。 でも、伝わる人には、間違いなく伝わった。 「感情移入できたかどうか」これだけですよ。また、今回、なぜ葉子ちゃんが水野遙と言えば、監督は「HシーンOKだったから」とか「ムネがデカいから」とか言ってるけど、あれはマスコミ向けリップサービスでしょ? 「薄幸の美少女」「健気な」で表わせる子って、葉子ちゃんが筆頭じゃないの? 雪の中、村上君のアパートの下でじっと佇むシーン、素晴らしいよね。 雪山から一気にラストへドタバタなだれ込む展開、下手な子がやれば、コメディになっちゃうか、意味不明にしちゃう。僕は葉子ちゃん、上手いと思う。 「脱ぎっぷりが悪い」とか「出し惜しみ」とかいう声がありますね。 それは葉子ちゃんの拒絶でも、ジムショの躊躇でもないでしょう。「遙ちゃんは「聖母(マドンナ)」ですよ。清らかなままでいなくちゃならない。 それは「肉体的に」でも「精神的に」でさえない。もっと高い部分での「絶対性」というか。だからこそ彼女は、ああなるしかなかった。という部分で、モロ出しシーンは範田紗々ちゃんや不二子ちゃんに回ったんでしょう。 ズバリのシーンがあっても、多分葉子ちゃんにもジムショにも抵抗はないと思うし、僕にもありません。 |
東京大学物語 34 (BIG SPIRITS COMICS) |
この作品を批判する人は、
学校の勉強ができた人なんでしょう。 そして、この作品を評価する人は、 『賢い人』なんでしょう。 ただ、それだけのことです… 自分の妄想を「客観的現実」だと思っています。 全ては「幻」なのに… |
東京大学応援部物語 (新潮文庫) |
ある年の東京六大学野球秋季リーグ戦。負け続けの東大野球部がついに1勝をあげた。
その直後の応援部主将のセリフ「一生懸命練習してきた野球部が−これでやっと報われる」。 野球部に負けないほどの肉体的・精神的に厳しいトレーニングを積んできた自分たち応援部より、 まず野球部の健闘をたたえようとする。 “時代遅れ”“自己犠牲”・・・応援部員をそう見る人もいる。 しかし本当にかっこいい、輝いている人間にとっては、他人の評価なんか関係ないんだよね。 今の時代、何かと最初から、結果や自己満足度や周りの評判ばかり求めようとして、 逆にそれらに縛られて窮屈そうに見えることがある。 筆者も最初は、勝てないのにつらい思いをして何で応援部なんかに、という疑問から 出発していたようだけど、そんな理由付けを超えた所にかっこよさがあると思う。 勝てない、厳しい、つらい・・・確かにそうだろうけど、そんなのはしょせん部外者のレッテル。 だって先の主将のセリフ、自分は犠牲になってるとかネガティブ思考の人間じゃ とうてい言えないような、時代を超えた、かっこいいセリフと思うから。 |
東京大学物語 33 (BIG SPIRITS COMICS) |
「東京大学物語」は頭脳明晰、容姿端麗、運動神経抜群の村上直樹が主人公。とにかくこの村上直樹という人物はある意味、日本漫画史上もっとも「凄い」人物。この漫画の見所はまず、この中村の「思考」そのもの。誰もがみとめる天才だけにプライドも人何倍か高く、神経質なために何事も深く考えずにはいられない。常に他人の目をきにしているからどんどん妄想にはまりこんでいくが、その思考の方向と仕方、スピードが断然常人を飛びぬけていて面白い。どんどん泥沼化して失敗し、同じことを繰り返し、どんどんあらぬ方向でギャグ漫画していく・・・。そして話はどんどん大人向け漫画っぽくなっていき、誰もがどこにこの漫画が向かっているのかわからなくなる・・・そんな不思議で痛快で笑える漫画。その本塊??、童貞の高畠に請われるまま、SEX指南をしてきた村上。だが高畠の相手は、あろうことか村上が思いを寄せる谷口だった。高畠の部屋で、その現場を目撃した村上は・・・ |