山羊王のテーマ |
川本真琴名義の活動をやめて、ミホミホマコトやtiger fake furなどで、
趣味の延長みたいな活動をしている彼女ですが、いい意味で、変わったなって思える。 デビュー時の12年位前から聞いていて当時とっても好きだった。 自分もそれだけ年をとりこの月日がたつなかでいろいろな音楽に触れてきた。 音楽の好みは年を取るにつれ変わっていくものだと思う。 ふと、川本真琴というアーティストが頭の中に浮かんで、買ったシングル微熱を聞いたが、 時は理解できなかったメロディー、歌詞、今聞くと個性的なすばらしいものだった。 1stアルバムの「川本 真琴」は万人受けするメロディーで、アニメのタイアップなどで、 彼女の一番有名な曲となった1/2などが入った彼女のキャリアの中で一番売れたアルバムである。2ndアルバムは彼女が好きに作ったアルバムだが、万人受けするアルバムではなかった。しかし、今の時代だったらまだ、受け入れてもらえたかもしれない。このアーティストは少し世に出るのが早すぎたのかもしれないと思う・・・。 その後川本真琴名義の活動を本人の意向によりやめて、ミホミホマコトやタイフェイなどで、活動しているわけだが、この山羊王のテーマというシングルは、彼女の、あの独特の声と歌いまわしがとっても良く合った歌だと思う。万人受けする感じではないかもしれないが、彼女の、いい個性が出ているシングルだと思う。私個人としては、聞いてて楽しくなれる楽曲であることに間違いない。 |
パルテノン銀座通り |
知る人ぞ知る「伝染るんです。」という不条理漫画で一世を風靡した漫画家・吉田戦車との夢のコラボアルバム。互いの独特の世界観が絶妙に混じり合い、両ファンならずとも必聴の一枚!吉田戦車も作詞やコーラスで参加。不思議な異世界に誘われる事間違いなし! |
伝染(うつ)るんです。 (1) (小学館文庫) |
もうほとんどが滅茶苦茶な設定・オチで、読む人によっては意味がわからないまま終わるかもしれません。
しかしやはり面白い人には面白い。脳で考える漫画ではなく、心で感じる漫画です。 この作品の後には巷で「ただ意味がわからないだけ」のつまらない漫画が氾濫しましたが、吉田戦車の作品は相変わらず高いクオリティを誇っています。 たしかこの「伝染るんです」はたいそうな賞をもらったと思うのですが、納得できます。ただの馬鹿馬鹿しさで終わらないものがあります。 |
伝染(うつ)るんです。 (2) (小学館文庫) |
4コマ漫画の面白さを存分に表した漫画だと私は思います!他とは違う独特な面白さがあって、笑いがこみ上げてきます。まるで吉田氏の世界をみている感じでした。特に普通の漫画に飽きた人におすすめです。 |
吉田戦車 (文藝別冊 KAWADE夢ムック) |
こういう雑誌は店頭にないことも多いし
うっかり買い忘れると なかなか手に入れる事が難しいから あわてて注文したのだ。 吉田戦車さんといえば あの名作不条理4コマ『伝染るんです。』の著者。 ほぼ日で連載していた『エハイク』もなかなか味わい深い。 最近では 『吉田自転車』『吉田電車』『吉田観覧車』など一連のエッセイの 妙にとぼけたオヤジ臭さがとっても気に入って ずいぶんと贔屓しているのだ。 そんな吉田戦車さんのムック本。 巻頭の「吉田戦車の主題歌人生 3万字ロングインタビュー」で話題にのぼった 特撮ヒーロー・戦隊モノ・アニメ・アイドルなどの膨大な小ネタにいちいち大爆笑。 そのほかにも様々な特集記事がホントに良くできている。 特別カラー熱愛対談: 椎名林檎さん 寄稿エッセイ: 糸井重里さん・本上まなみさん・いしかわじゅんさんほか 特別寄稿版画: 畑中純さん 特別寄稿マンガ: 萩尾望都さん・高橋留美子さん・清原なつのさん・江口寿史さん・吉野朔実さん・山下和美さん・山本直樹(森山塔)さん・西原理恵子さん・とりみきさん・唐沢なをきさん・樋口真嗣さん・二ノ宮知子さん・ゆうきまさみさん・伊藤理佐さん・・・ほか。 あまりにもスゴイ面々で書ききれない(笑)。 あらためて 吉田戦車という存在の大きさを再認識するし いろいろな立場の人たちから 愛されているのだなとしみじみ思う。 |