![]() NHKスペシャル チベット死者の書 [DVD] |
死に行く者が不安と恐怖に立ち向かい恐れ戦いている現代社会で、生きる為の努力はするが,死の為の準備はされてはいない、死後に起こりうる49日間のビジョンを前提に、生きることの意味合いを真っ向から打ち砕き逆説的な考えを培わせてくれる内容です、これを見て今の生き方をもう一度考え直してもらいたい。 |
![]() ナニワ金融道 1 [DVD] |
記念すべきナニワ金融道の第1作。ここからすべてが始まった。 |
![]() 復讐するは我にあり [DVD] |
緒形拳をTV番組で何度か目にしていて、妙に存在感のある俳優だなと
気になっていたが、公開当時の劇場でこの映画を観て、その強烈な個性と 演技力に圧倒された。 神の僕として生きる父親の権威に抵抗して、人間の罪深き業を意にも介さず、 最後まで悪に執着し続けようとする、救いのない極悪男を、緒形拳は何かに とり憑かれたように演じ切る。 この連続殺人鬼の逃避行を、真っ向から生臭くどろどろと描き切った監督の 豪腕も凄いが、その演出法にしっかり応えた脇を固める役者たちの強烈な 存在感と演技はこの映画の成功に不可欠であったろう。 息子には甘い母親役のミヤコ蝶々の愛嬌がちょっと救いではあったが、老いても まだ悟り切れずに人間臭さを漂わせている父親役の三国連太郎と、緒形の嫁役の 賠賞美津子が、風呂を清掃している時にふとやり取りするシーンには、いやらしい ほどの濃密なエロスが匂っていた。 時おり人物の過去と現在の錯綜する場面があって、時間的錯乱と心理的緊張が 生じ、さらに映画に引き込まれていく。 最後に三国と賠賞が、息子緒形の遺骨を宙に投げつけるシーンの演出は、今日の CG多用のムービーではかえって出せないだろう生臭い真実味があった。 |
![]() 天翔る 龍の如く~謙信、そしてGacktへ~ [DVD] |
このDVDを観て感じた事は『謙信=Gackt』だなと…Gacktさんが上杉謙信を演じて本当によかった。ストイックなところや考え方、かなり類似する部分が多いと思いました。Gacktさんの言葉を1つ1つ聞いていてもわかりやすくて納得できました。本当にGacktさんのファンになってよかったです。 |
![]() 必殺からくり人 / 必殺からくり人 血風編 ― オリジナル・サウンドトラック全集 8 |
本作の音楽は、過去やこれ以降の必殺音楽の中でもかなり異質なアプローチを試みています。
デキシーや演歌調に混じって、特に際立った印象を残すのが、当時流行だったディスコ調を取り入れたBGM。 からくり人のモチーフテーマとして制作されたオープニング曲「許せぬ悪にとどめ刺す」が顕著で、 作品世界を象徴するテーマとして江戸風俗、サスペンス、謎解き、殺陣等あらゆるシークエンスにハマってしまう 魔法の様な一曲です。 この曲の持つ雄大な雰囲気が、シリーズ中最も客観性が強いからくり人の俯瞰的な世界観をより後押ししていた様に 思います。 実はこの曲、バリー・ホワイトの「ラプソディー・イン・ホワイト」と言う、あのウィークエンダーのOPにも 使われたソウル・ディスコの名曲をパク・・もとい下敷きにしています。 ある意味風刺講談的な印象のある同番組(そう言えば本来の必殺の時間帯なら裏番組ですね)のモチーフを 中村敦夫や和田アキ子登用と同じ様な意味合いで、逆手にとったのかどうかは今となっては不明ですが 使用の方向性としては同じでも、さらに微妙なサスペンスタッチなフレイヴァーを加えた事が、この曲を 極上のソウルに仕上げています。 このソウル・ディスコの方向性は、後の新仕置人でより統合、炸裂するのですが、黎明期(と言っても半年前ですが) に横殴りの様にこの音をかぶせてきた度胸とセンス、そしてそれを受容するのからくり人の世界観は、 日本のドラマ史上に於いて一つの頂点だった様にも思えます。 (恐らく作曲は平尾氏ではなく、竜崎氏だと憶測しているのですが・・) 90年代に、70〜80初期の埋もれたソウル系の名曲を新たな解釈のコンピレーションで再発して行く、 という動きが世界規模で流行ったのですが、さしものレコードコレクター・バイヤー達も、 このからくり人の素晴らしさは見落としていた様です。(まあフツー時代劇のサントラは聴かんだろーなー) 必殺ファンとしては、世界に出しても恥じない一級のBGMを、ひっそりと染み込ませてもらっていた事に 例え様もなく感謝するものです。 |
![]() 下世話の作法 |
話のネタは面白いが、著者が展開している上品・下品・粋というような部分には共感できるものもあるが、そうでないところもある。
しかし古き良き時代の下町、プラス修行時代を感じさせて頂いた。 |
![]() 地球徒歩トボ―「プラネットアース」で見た絶景 |
写真に添えられている文章や、墨と筆で書かれたイラストも味があってよいです。
公式サイトのブログで死後に更新された『彼岸』の詩。 緒形さんが亡くなってから改めて読むと、色々深く考えさせられます。 |