いやあ、驚きました。バンドなしで、3人だけでワンダーランドやるとは。でも、一応カラオケも付けているため、それほど違和感は感じません。また、西川さん(どうしてああなってしまったのか・・)のファンなら、彼のキーボードがはっきり聴けます。いつもはサポート付きだからね。中村さんは、6弦ベース。でも彼の左手フィンガリングは、いつ見ても凄く美しい。ベーシストの模範です。それはともかく、美和さんもすごい。いつも楽しそうに、嬉しそうにステージ引っ張ってます。趣向をこらしているのが、「時間旅行」を、美和さんのピアノ弾き語りで、披露しているのと、あの「未来予想図」をI、II連続で披露していることかな。これは、ハマってます。ワンダーランドなんで、名曲ばかりだし、お薦め。
ドリカムの中村正人さんが自身のブログで綴った内容を著書にしました。ドリカムは吉田美和さんは知っているが、ベースの男性(決してギターではありません)の名前は知らない・・・という方もいるかと思いますが、そんな方に是非読んでいただきたいです。ドリカムの音楽の基盤を作り、美和さんの詞の世界を世界中の誰よりも理解し、最大限に作り出していく才能を持っています。ドリカムの音楽観もさることながら、自分たちの音楽を一人でも多くの人に聞いてもらいたいという気持ちから、何事にも全力疾走している、そんなドリカムの魅力がぎっしり詰まっています。
僕が一番好きだった頃のドリカムワンダーランドライブ。まさに、彼等の代表作ばかりで、選曲に文句はありません。前作とちがい、ほぼライブの全貌が、ビデオ化されてます。強いていえば、「未来予想図」が、IIだけなことか。とにかく、ライブの醍醐味が、たっぷりと楽しめること、請け合いです。また、美和さんの動くこと動くこと。定番の「うれしいたのしい大好き」は、
間奏の中での、ドラムの濱田さんのシンコペーションフィルが、とってもカッコいい。濱田さん、この前
高円寺ジロキチで、ライブみました、とっても良いドラムでしたよ。あ、これは蛇足。あと、夕暮れ時の「悲しいKISS」も、雰囲気がとってもよくマル。選曲、歌、演奏、映像、どれも文句ありません。最近のドリカムはもう聴いてませんが、このビデオはお薦めです。