映像技術は皆さんがおっしゃっているように大変素晴らしいと思うのですが、
シナリオ面に不満が残りました。
全体的に説明飛ばしすぎ、都合良すぎだと思います。
FF10でも思いましたけど、命をテーマにしている割に亡くなった人が
ほいほい出てきて現世に影響を与えまくるのはいかがなものかと。
かえって命を軽んじている気がしますし、そうすることでしか
物語に収集をつけられないシナリオライターは技量が低いと思います。
もちろんエ
アリスやザックスの姿が見られたのは嬉しいのですが、
助けるのはここ一番という時だけでよかったのではないでしょうか。
またクラウドの最後のセリフが、2年間悩んできた「罪って許されるのか」や
「俺は許されたい」の答えになってない気がしますし、
新キャラの銀髪兄弟も配役的に3人もいらないような…。
映像の進化はもう十分なので、そろそろシナリオにも力を入れて欲しいです。
購入するにあたって、レビューをいくつか見てみたのですが、内容に関してはどうも…といったご意見が多く、そうなるとそれはそれで観たくなって(ジ〇ギスカン
キャラメルと同じ感覚ですね)結局購入。やっぱり映像はすごいです。レノの手の血管とかハンパねぇ!!って感じです。クラウドの池っぷりとか悶絶モノです。で、キレイキレイと感動してたら戦闘シーンで唖然→失笑。少林寺〇ッカーばりのありえなさといっても過言じゃない気が…。ファンタジーといってもそれなりの世界観は私の中でできてたので、ちょっと待て、と。しかもラストのトドメ、あれがトドメならそれまでの激闘はなんだったんですか…。とりあえずハッピーエンドだったので私はそこでよしとしました。レビュー読んで構えてましたし…。映像美を買うんだと思って買えば間違いはないです!美男美女目の保養!ただ最後にひとつだけ…。カダージュの前髪がうっとおしいからかきわけてやりたい!!と心の中で叫んだのは私だけですか?