テレビやネットで紹介されていたので、読んでみた!
「松岡修造」といえば、「熱い男」として、認知されている。
「ただ能天気」な人なのかと思っていたのだが、この本によると「自分は人と比べると消極的で弱い人間」だからこそ、自分を鼓舞するための数々の名言(迷言)を生み出しているのだそうだ。それをまとめたのが本書である。
つい忘れてしまうが(笑)、修造氏は、日本テニス界で偉業を成し遂げている有限実行の人。
自分のモチベーションをどう保つかは人生にも、仕事にも大切なこと。そんなヒントがたくさん詰まった、本書はまさに最強のセルフコントロールのハウツー本なのではないかと思った。
ただ、「前へ前へ」というだけではなく、「ダメな自分を認めよう」という考え方が根底にあるので、なんだかんだ、心に入ってくる。ただ熱いだけではない。
ページをめくると前向きになれる言葉とそれに対する修造氏のコメント、その言葉に対応した(?)修造氏の画像が載っていて、スラスラ読める。ちょっとクスっとしてしまうこともある。
ちなみに、本書で紹介されている中で、好きな言葉は、「上を見ろ!上には空と星だけだ!」。
他に「やったー!俺の脳、いまブルブル震えて喜ぼうとしているよ」や「今日からお前は
富士山だ!」など、修造節も盛りだくさん。
ちょっと心が折れてしまったり、鬱々とした毎日を送っている方は、一度、この修造ワールドに足を踏み入れてみてはいかがだろうか。
読み終わった後は、クヨクヨしてる場合じゃないよなぁと思えるに違いない。
タイトルで損をしていると感じたのと、表紙のリードに書かれた「怠け者で、消極的な僕を、ポジティブに生まれ変わらせた方法」が経緯も含めて解説されているわけではないので☆4つとしました。
ですが、書かれている内容自体には非常に満足しています。読んで損は無いと思います。
「修造思考」という
タイトルから「修造的な思考」になる本だと誤解される方がいらっしゃるようですが、そうではありません。
目次の前にある「はじめに」には
>>
でも、誤解しないでください。
これはあくまでも僕独自の方法論なのであって、これが読者のみなさんすべてにあてはまるものでは決してありません。
ましてや"松岡修造になりたい"なんて絶対に思わないでください。
章を読みながら僕に同感することもあれば、逆に”修造、何言ってんだ!”と怒鳴りたくなるところもあるでしょう。そして、そうした僕との対話から”修造的”ではなく、みなさんそれぞれの”自分的思考法”を作り上げていってほしいのです。
一度しかない人生、誰かのまねをするのではなく、自分が主人公となった心の持ち方を、自分の本として書いてみてください
(人生を変える修造思考 はじめに より)
<<
ときちんと書かれています。此処を読み飛ばしてしまっては、この本が書かれた意味は失われてしまいます。
『人生を変える修造思考』はネットでよく見かけるような「修造の名言(迷言?)」だけを切り取って面白おかしく紹介する本ではありません。
「『情熱大陸』の主人公は、いつも自分」
「苦手な場所は
ディズニーランドにしてしまう」
「断るときは1 0 0 %断る!」
のような一瞬「?」となるような言葉がドカンと大きな文字で書かれています。
大切なのはその言葉を読んで「自分はどう感じたのか」「松岡修造さんは、なぜそのように思ったのか」「自分は松岡修造さんの何に共感し、あるいは共感しないのか」を具体化していくことだ、と思います。
私が松岡修造さんの事を「すごい人だ」と思ったのは、錦織圭さんにコーチをしている時の映像を見た時と、ネットで偶然読んだ”「向いてないからやめさせなさい」と親に言ってくれた”というエピソードです(検索してみてくださいね)
この二つともに松岡修造さんがネットで良く見かける「迷言」だけの人ではない、ただの「熱い」人ではない、という事が良くわかると思いましたし、同時に「熱い」言葉にも、きちんとした真意がある筈なのだ、と思い、何冊かある松岡修造さんの書籍の中から『人生を変える修造思考』を選択しました。
選択の基準は実に個人的なもので「◯◯の方法」みたいに
タイトルに数字が書かれているのがあまり好きじゃないというだけのことなのですが。。
この本は「こうすれば、上手くいく」というようなことが書かれている本ではありません。
引用した「はじめに」にも書かれているように、この本を読んで、松岡修造さんの言葉と向き合った結果として「自分はどうなのか」を明らかにした上で自らの意思と力で前に進む事が求められているからです。
教科書的な自己啓発本とは一線を画した一冊だと思いますし、いわゆるタレント本でありながらも、内容のある、読んで損をしない一冊だともいえるでしょう。
先日、雨の降る
富士山登山で使用しました。
多分使わないと思って買ったのですが、出発前からのまさかの雨で五合目の駐車場から着て、一日で登頂・下山して来ましたがなかなか快適でした。
登山中は汗はかくけど、レインウェアの内側に水滴ができるようなことはなかったのでちょっと感動。
山頂付近は寒くて、このレインウェアの上からもう一枚
防水性のウインドブレイカーを着ていましたが、やっぱり内側は思ったほど蒸れずにゴアテックスみたいな効果はきちんと機能していました。
たたむと
コンパクトなのでリュックに入れても邪魔なサイズじゃありません。
これからの時期、登山するなら上下別で蒸れない機能付きは必需品ですので、僕のように年間とおして数回の登山しか使う予定がない人にはゴアテックスよりはるかに安くてオススメです。
低山トレッキングで使用しました。スニーカーでは滑っていた下り道の雨の落ち葉でも滑らず、信頼感があります。
私の足は甲高幅広ですが3Eサイズでぴったりでした。サイズは普段26.5ですが27.0を購入し、下りでもつま先に負担がかかりません。
靴底は登山靴としては軟らかいのでしょうが、余程の重量を背負わない限り耐久性に問題なさそうです。また雨の中使用したため、帰宅後履いたままホースでさっと水洗いしましたが靴下は濡れていませんでした。この価格では充分の機能でした。
すぐには問題ないと思いますが、数年使用を見据えてつま先の縫い目に
防水用コート剤を盛りました。地味なのが唯一の難点です、もっと明るいカラーを増やして欲しいです。