全米が泣いた「星守る
犬」の村上たかしさんが放つ動物図鑑。学研ですからネタは少し抑え気味ですが、相変わらずの村上ワールドですョlol。 個人的には、作者の自画像の髪色にグレーが混じっている、感慨深い作品です。
意図したものかそうなってしまったのかはわかりませんが、
賛否両論が出て当然の内容だと思います。
個人的には賛否両論に「いや違うだろ」と思うよりも、
自分の感じたままに素直に受け止めるほうが良いと思います。
愛
犬との付き合い方を再確認するのも
アリ 単に
犬という生き物の素直さに感動するのも
アリ 現代社会に怒りを覚えるのも
アリ 社会的失敗に対する反面教師として受け止めるのも
アリ私の場合は、
真面目で実直で、でもちょっと不器用で感情を表現できない人、
そんな人が暮らしにくい世の中になりましたね
という社会風刺なんだと思いました。
その社会風刺に
犬を登場させることによって、
心温まるストーリーに
仕上げたという感じです。
愛
犬との物語は、
「唯一、自分の信じる神をその目で見ることができる動物が
犬である」
獣医師の野村先生の自著での言葉を思い出しました。
おとうさんにとっても愛
犬ハッピーが唯一の神だったのかもしれません。