ヤンクミの「説教」をどのタイミングで炸裂させるか。その微妙なさじ加減の良し悪しで、このドラマの魅力が決まってくると言ってよい。「青春」も「恋愛」も「バトル・シーン」も、「先生の秘密」だってもちろん重要だ。しかし、あの時代錯誤的でありながら超時代的な「正しい道」の示し方、それなしにこの「学園ドラマ」の圧倒的なおもしろさがあるとは思えない。
「説教」の内容自体は、「ま、もっともだよね。努力も友情も家族も大事だし。」ぐらいの、ほとんど「教科書」的なものであるから、それをおもむろに語っても「は?」ってな感じてもう、しらける、かわされる。自分の学校の先生が、授業後のホームルームとかでこんな「説教」をし始めたら、早く帰りたい気持ちも手伝っておそらくイライラしてしまい心の中で死んでもらうことになるだろう。
が、ヤンクミによる絶妙の瞬間の説教開始である。イケメン生徒らの「反抗」とかすかな「賛同」がちょうどいい加減に交じり合ったその時に、あのよく通るいい声で素敵な語りが私の心臓にまで響いてくる。これだ!とちょっと泣きそうになるくらい感じ入って納得するのだ。
なんというか、この本当に微妙な「瞬間」というのは、やはり教師と生徒がお互いになれない前半の方がよりすばらしくて、ある種の「なれあい」が成立してくる後半では強度が落ちてくる。それは残念ではあるのだが、今度は「長い付き合い」を守るためのさらに難しい「言葉」のやり取りの技術が使われてきて、またちがった楽しみ方ができるようになったりする。
テレビ化されることで、書店で中身が読めるようになっていたので、手にとってみました。最初の数ページで、引き込まれ、即効レジに向かいました。ヤクザと先生というまったく正反対にあるヤンクミの二つの顔が、時に格好よかったり、時におかしかったり、生徒や組の人達もクセのある奴らばっかりで、ついつい声を出して笑ってしまいました。
読み終わると、スカッと晴れた青空のような、爽快感があります。
やっぱり松潤だいすきとあって見入ってた
ごくせん。
もーとっくに終わっちゃってかなしーなー。
なんって!おもってるア・ナ・タ!ヴィデヲ!ビデオがあるよ!
ビデヲはみたいところを重点的にみれるでしょ?
何回も感動しなおしとかもできるし、あらためてあったかさを感じます。
一時停止してお顔をみつめることもできます☆★
いま何となく疲れてる人には結構オススメですね。