'96年にリリースされたベストを含めば8枚目のアルバム。
'88年にリリースされた「Young Man Running」以来の本国
カナダでプラチナム・アルバムを獲得するヒット(38位)を記録。
'90年の「Bang!」の
カナダ24位、全米134位からの復活作品です。
1. Black Cloud Rain(
カナダ2位)
2. Someone(
カナダ36位)
3. Love Hurts(ロイ・オービソン、ナザレスで有名なカヴァー曲)
4. Third Of June(
カナダ17位)
5. Simplicity
6. Tell Me(
カナダ14位)
7. Angel Of My Soul
8. Sunflowers
9. Kiss The Sky
10. On Your Own
11. India
12. Third Of June (Boomtang Remix) (Bonus Track)
久しぶりに4枚のシングルが本国でヒットを記録。
'80年代中ごろのワールド・ワイドの楽曲ばかりとは言わないが、
バラード調でとても気持ちが良い曲が並んでいる。
変わらない歌声で魅了してくれて、オッ!結構イイねぇ〜と思わせてくれたアルバムです。
---そして絶筆となった1月10日のページには、「敵から奪った肉を食う。敵兵、わが陣地に侵入」と書かれていた。--(中略) そして、誰が始めたというわけでもなく、自然と人肉食が行われるようになった。※429ページ (第15章脱出より)---
こんなすさまじい文章をよみながら、僕はとある南洋の国のリゾートホテルにいた。プールサイドには、リクライニングチェアーに横たわる僕と、アメリカ人とおぼしき家族連れ、老夫婦が思い思いに余暇を楽しんでいる。燦燦と降り注ぐ太陽の下、プールで水浴びを楽しむ子供たち。カウンターにはマンゴ、パパイヤ、パイナップル、などのフルーツが並び、いささか露出度が高いビキニを着た女性たちが、そのマンゴをほおばっている。。
70年前、この島でも激戦が繰り広げられ、ココダのような死闘が展開されていたはずである。
---- 山本大佐が「死ぬ前に、もう一度パパイヤが食べてみたいですね。」と軽い口調で応じる。「そうですな、あの肉の厚い、冷蔵庫で冷えたやつをですな。うまいですよ。」と、かたわらの山本清軍医長が答えた。※420ページ(第14章ブナ陥落より)--
読み進めながら、僕はしばし現実感を失った。ココダの兵士たちの生々しい肉声が強烈なリアルティーを放ち、文字という媒体をとおして脳を侵食していくようだった。
プールサイドのこの風景は本物なのか、あるいはココダの兵士が死に際に描いた来世のイメージなのか。
500ページもある本書には、忘れさられようとしている英霊たち叫びが詰まっている。読者の脳を通して、成仏しようとしているのかもしれない。
この数インチ四方のタイムカプセルはパンドラの箱なのか。過去にあったこの事実を現代に生きる我々は知る義務がある。日本人という枠を超えて、国家を超えて、人間として。
THE BEST OF COREY HART−COREY HART (2006)
1.SUNGLASSES AT NIGHT 5:18 1984年 1st.ALBUM 「ファーストオフェンス」 収録
2.BOY IN THE BOX 4:28 1985年 2nd.ALBUM 「ボーイ・イン・ザ・ボックス」 収録
3.I AM BY YOUR S
IDE 4:38 1986年 3rd.ALBUM 「フィールズ・オブ・ファイア」 収録
4.CAN'T HELP FALLING IN LOVE 3:26 「フィールズ・オブ・ファイア」 収録
5.NEVER SURRENDER 4:57 「ボーイ・イン・ザ・ボックス」 収録
6.IT AIN'T ENOUGH 3:29 「ファースト・オフェンス」 収録
7.A LITTLE LOVE 4:11 1990年 5th.ALBUM 「 BANG! 」 収録
8.EVERYTHING IN MY HEART 4:53 「ボーイ・イン・ザ・ボックス」 収録
9.DANCIN' WITH MY MIRROR 4:18 「フィールズ・オブ・ファイア」 収録
10.IN YOUR SOUL 3:53 1988年 4th.ALBUM 「ヤング・マン・ランニング」 収録
リアル・タイムでコリーのデビュー・シングル 【1】 を買って以来 ずっとファンなのですが 私はセカンド・アルバムまでが好きですね。 その後の作品も レコード、CD 共に揃え持っていますが 多感な青春時代を彩ったのはファースト、 セカンドでしたから思い入れも深いのです。 サードを発表した86年あたりは 私自身 洋楽離れが始まっていて あんまり気を入れて聴いていなかったと思います。 このベストを購入するまでに ベスト盤は3枚持っていましたが 価格の安さと 【1】 のシングル・ヴァージョン狙いで このディスクを注文してみたのですが 狙いはハズレ。 【1】 はレングスが示す通り アルバム・ヴァージョンでした。 こうなると持っているベストの内容と丸カブリなんですが・・・ 幸いインポートのコンピ 「 MONSTER '80s 」 で 【1】 のシングル・ヴァージョンは手に入れましたけど。 【1】 と同じくファーストに収録されていた 【6】 が私は大好きです。 【8】 も大好き。 クールなアレンジでいて メロディアスなロッカ・
バラード。 BEST HIT U.S.A.のチャート ( Radio & Records ) では全米1位に輝いた 【5】 は名曲ですね。 【9】 の音質が後半に向けて劣悪になっていくのが気になりましたが それ以外は 彼の音楽に触れるには良い作品だと思います。 いずれの曲も各アルバムを代表する曲ですから。 これを聴いてコリーの音楽に興味を持ったら是非、 オリジナル・アルバムを聴いて貰いたいですね。 お薦めはファースト & セカンド です(笑)
自分の
犬と今まで以上の一体感をえるための方法として一緒に救助の現場に立って見たい、と思う人は多いと思います。そんな方に是非読んでいただきたいと思います。言い様のない充実感がそこにはありますが、それ以上に過酷な訓練(
犬にも人にも)や、費用や危険リスクの持ち出し、無意味な時間の拘束等、現実的な部分も見えてきます。米国の本ですが、日本でも本質は変わらないのではと思いますので、そういったところも是非。