この著者の初期のBL作品に共通する「ハッとするようなオチ」。それを代表するような作品です。 その「オチ」というのは、単に「オトす為のオチ」ではなく、この著者の世界観を現すとても意味のある「結び」であると思う。 そして、そのオチを知ってからもう一度読み返すと、一度読んだ筈の台詞なのに、その本当の深さや別の意味に気づかされる・・・。 単純に「ハッピーエンド」とか「アンハッピーエンド」とかと割り切れないのは、優れた作品である証拠だと思います。
卒業ソングとでもいうべきか、すごく暖かくなれる曲です。 本当にいい曲です。
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