廉価版でシーバスやろうと思って購入しました。シマノロッドのルアーマチックに合わせようとシマノのリールを探していましたが、見ための高級感にやられてしまい、またベ
アリング3個という言葉にも弱く相まってこちらに決定!!
操作性は値段のわりにスムーズ!ダブルハンドルは、ちょっとだけ重いけど私的には安定していてGOOD!後は、実釣するのみなので、星を4個の評価にしました。
この小説の中である男がこういいます「文学は人をからかうための最高のおもちゃである」と。
まさに、そう。全篇からかわれている感じなのです。
たくさんいる登場人物の名前がほとんど同じ、どこからが現実でどこからが作り話かわからない、
現在の話に過去の話が突如入ってきて時間の感覚がわからなくなる。
だから、読み進めながら物語を必死で整理しようとする。でも、それが終わらないうちに次のとんでもないエピソードが始まる。
また整理しているうちに、奇想天外なエピソードが始まる・・・これを繰り返していると、そのうち
「整理できた?現実か作り話かわかった?でも、そんなことどうでもいいよね、あんた頭カタいんじゃないの?」
とからかわれている気がしてくる。「もうどうでもいいや。細かいこと考えずに読もう」そう思った瞬間、
物語の世界に飛び込めました。めくるめく体験の始まりです。
この作品で作者が
ノーベル文学賞を穫ったことからわかるように、出版当時、世界の文学界に衝撃が走りました。
それは、今までの小説とは物語の語り方が明らかに違っていたからでしょう。
普段、ぼくたちが手にする小説はちゃんと辻褄があっているし、あっているということをよしとする。
ちょっと固くなってる"文学"を、"文学"でからかいにきたのが『百年の孤独』。
インディオの語り部の語り方で、欧米文学がずっとテーマにしてきたことを語ったような新しさがあったのだと推測します。
ぼくは、この「物語の語り方の新しさ」にとても感銘を受けました。
40年前の本ですが、読書体験がそう多くはないぼくにとって、この語り方は今も新鮮で瑞々しいのです。
『オーシャンズ11』がコメディー
タッチの犯罪映画で興奮させてくれましたから、『オーシャンズ12』でも当然、スリルとサスペンスを期待してしまいます。が、『12』はあくまでコメディーだったんですね。腹を抱えて笑える場面がいっぱいあります。このあとに続く『オーシャンズ13』も含めて、コメディー色の最も濃い作品であり、理屈抜きに笑わせてくれる楽しい作品です。顔がひきつった
マット・デイモン、ウィリスに会ってはしゃぐジュリア・ロバーツ。出演者全員が、観客以上に楽しんで作っていることがよく伝わってきました。
単なるコメディーで終わらないのはもちろん、ソダーバーグ監督の個性尊重主義とも言うべき演出スタイル、その技量と懐の深さだと思います。
実はこの作品、Internet Movie Database でも評価がかなり低いんですが、そこはやっぱり、コメディーを期待してはいなかった人が多かったということでしょう。