本書のよりぬきトーホク週報を読で、本誌掲載時に未読の方は、
「なんでトーホク週報全掲載じゃないんだ!!」
と声を大にして叫びたいとおもいます。
面白すぎです。エッセイ集として文庫化されたら、おいら買ってしまいます。
一読の価値ありです。
その他、本誌のネタでも取り上げられた、Sさんの才能大爆発の「野鳥の正面顔写真」や、あの「
猫あおむし」、とりのさんのとりぱん的解説など、見どころ、いや、読みどころ万歳です。
Mさんのお写真は、野鳥への愛を感じるとってもきれいなお写真です(エナガの縦長の写真が超かわいいです。)が、流石はSさんのご友人、野鳥の正面顔も数点掲載されておりまする。
永遠の18歳となったみーちゃんの情報もあり、しんみりしてしまうところもありましたが、基本的に「とりぱん」で紹介されたネタをカラー写真で確認できるとても素敵なつくりです。
おいらは、今回、お写真を拝見して、とりのさんの表現力、写実性に感服しました。
例えば、
おいらは、本誌でゴジュウカラネタを読んだ時、あの絵を見て
「これはいくらなんでも、とりのさん、略しすぎじゃない」
と思いましたが、実物写真をみたら、そのまんまのプロポーションでした(笑)。
シジュウカラの後頭部のカッパハゲ(ハゲじゃないんだけどね)ネタも、
「またまたぁ、とりのさん、大げさなんだからぁ」
とおもっていましたが、Sさんの後頭部スクープ写真に大納得でした(笑)。
今まで、
ああ、鳥だな
くらいの感想しか持ちませんでしたが、
カラー写真で拝見したので、
「おお、キレンジャー、こんなところまで」
「めじろめっけ!」
などと、東北と信州は安曇野と共通の鳥を発見してよろこんでいます。
蛇足:お写真を拝見して、「シメさんって、色つき十姉妹ってか茶色い
文鳥」と思った方は、おいらだけじゃない筈。