もう30年になるのか。宇宙開発の仕事を手伝い出した頃にLDで見たのが最初。すごく良く出来ていて、テストパイロット、マーキュリー計画の宇宙飛行士達が「かっこよく」描かれている。CGなんかない時代に、良くあれだけの映像を作れたものだ。イェーガー自身がちょい役で出演しているなんて当時は全然知らなかった。映画館で見たかった。後にDVDも買ったけれど、あまり画質やテロップなど感心しない所もあったけれど、今回は満足して見ています。
テレビを占拠して見ていたら、息子が時々顔を出して、「まだやってるんだ、長いね」と言われましたが、たしかに長編。冗長な印象はないのですが、最近の1時間半程度の映画を見慣れている人には、倍近い上映時間は長く感じるかもしれない。でも、古き良きあの時代の熱気がむんむんしています。素晴らしいの一言。
映画「ライト
スタッフ」とTVドラマ「南北戦争物語 愛と自由への大地」の2作品の音楽(どちらも映画「ロッキー」等の音楽で知られるビル・コンティ作曲・指揮)をカッ
プリング収録したオーケストラ音楽のアルバム国内盤(別メーカーからの再発盤)です。
“North and South”は、本CD発売時点で既に上記の邦題で放映済(NHK-BS2)でしたので、メーカー担当者がよほど不勉強だったと見えます。
注意しなければならないのは、どちらの作品の音楽もオリジナル・サウンドトラックの演奏(実際に劇中で使われた演奏)ではなく、全曲が、当アルバム用に編曲して新録音された交響組曲ヴァージョンであることです。
オリジナル・サウンドトラックでお探しの方は、「ライト
スタッフ」の方は映画「ベスト・キッド」の音楽とカッ
プリング収録のサントラ盤CDが出てますし、「南北戦争物語 愛と自由への大地」の方は、本アルバムの原盤と同じアメリカのVARESE SARAVANDEから、2008年3月3日に4枚組2,500セット限定盤のCDが発売になりましたので、そちらをどうぞ。
それを納得の上で聴いてみると、アルバム用の編曲ということで、若干オリジナル・サウンドトラックの演奏よりもまとまってスッキリした構成に感じられ、音楽単体として聴く分にはオススメです。
ジェミニ計画時代の米ソの宇宙開発競争と超音速機開発への挑戦を描いたノンフィクションを原作にした「ライト
スタッフ」では、劇中にギュスターヴ・ホルスト作曲のクラシック「組曲『惑星』」が流れますが、その「惑星」のメロディーを変化させたヴァリエーション音楽が何曲か入っていて、思わずニヤリ。ビル・コンティによるオリジナルのエンディング音楽もドラマティックで素晴らしいです。
SF作家でもあるジョン・ジェイクスの歴史小説3部作を豪華キャストでドラマ化した「南北戦争物語 愛と自由への大地」は、まずテーマ曲の壮大さに圧倒されます。同じ南北戦争を扱った映画「風と共に去りぬ」の有名な「タラのテーマ」にも引けをとらないドラマティックな音楽で、昨今では日本のTVのバラエティー番組でも、感動的なシーンによく使われています。
それと皆さん、TEAGERじゃなくてYEAGER(チャック・イェーガー)だよっ!!
レイン
スーツに付属の袋が破れてしまったので,3L用のこの袋でちょうど代用できました。しっかりしており,期待通りでした。