親戚の子供(3才)へのプレゼントに購入。正直なところ、もし、自分に子供がいたらDSなんかより絵本で十分と思っていたのですが、こんなに夢中になってくれるとは思いませんでした。
はじめは、音読をききながら、話しかけてあげたり。はやく次のページを見たがります。
慣れてくると、自分で
タッチペンで画面のいろんなところを
タッチして、音がしたり絵が動いたりすると大喜び。自分に子供がいないこともあり、子供とのつきあいは苦手なほうなのですが、ただの知育ソフトというよりは、親子(または大人と子供)の立派なコミュニケーションツールとして機能しているようです。
こういう、ゲームとはちょっとちがう、あたたかいソフトがふえるといいな、と思いました。
自己啓発本というようものは、虫唾が走る程、いけすかないとわたしは思う。そういった類の本の著者は自身の経験を、ある者は声高に叫び読者を叱咤激励し、ある者は読者に寄り添い肩に手を回して甘い言葉を囁くように書いていることが多いような気がする(レビューを書いている筆者がここまで言うのは、そういった類の本を何冊も読み、興奮が治まって見直すと、その本代で飯でも食いに行けば良かったと後悔したことがその冊数の分だけあるから)。が、知人に勧められて読んだこの本の文章はそういった感じがしない。文章が、この著者の教養や知識に裏打ちされたユーモアやウィットに富んでいるということも確かにある。若い読者、20代くらいだろう、を想定して書いており、教員をしている著者は彼らの興味関心を上手く刺激する術も心得ているということもある(著書の中で、海羽野チカ「
ハチミツとクローバー」を00年代の傑作として紹介している等。だが、ずいぶんのネタばれがあり、その漫画を読んでいなかった筆者は実にもどかしい気持ちになり、著書を読み終わる前に『ハチクロ』を全巻購入した。めちゃくちゃ面白かった。未読の読者は著書と一緒の購入すべし)。閑話休題。だが、この著書の内容や文章が押しつけがましくもなく、甘ったるくもないのは、それは、この著者自身も読者と同様に己とは何か、人生とは何か、そういった途方も無い問題に取り組んでいるからではないかと思う。文芸評論家や教育者といった肩書のついている著者だが、その問題に取り組むとき、対談形式の文章ともあいまって、著者は若い読者と同じ地平に立っているように感じる。
小室哲哉・楽曲提供作品…
・高橋みなみ「ふと思うコト」
(作詞・作曲:小室哲哉、編曲:ats-)
…が収録されています。
シングル収録曲の作曲者は、鬼龍院翔・井上ヨシマサ・小室哲哉です。
作詞クレジットが秋元康でない、AKB関連楽曲は数少ないかと思われます。
1986年から始まった「秋元康×小室哲哉」タッグの信頼関係が故に、作詞まで依頼〜完成した楽曲といえるでしょう。
(参照:
原田知世・
堀ちえみ・
郷ひろみ・
幕末塾)