本作の煽りでは【宮崎摩耶&石原恵】がうたい文句になっていますが、それ以上に製作
スタッフの豪華さが目立ちます。
監督の【粟井重紀】や、作画監督の【牛島勇ニ】、
仕上げ、
美術、音響に至るまで、一般作品で活躍されている方々が源氏名では無く、実名でクレジットされています。
キャストも、エロゲで活躍されている中堅〜ベテラン声優が頑張っておられます。
サービスシーンは、メインキャラ全てに用意されており、需要に応えようと言う努力を感じます。
冒頭の絶倫女教師【ひかる】とのコミカルな騎乗位&アナルフィストに始まり、ツインテールでロリ担当の【仁美】に押さえ込まれての強制クンニ、巨乳眼鏡【るい】のフェラ&パイズリと続きます。
終盤では、図書室で編み込み髪のメインヒロイン【愛子】のフェラから後背位と続き、フィニッシュは自宅に場所を移しての延長戦になります。
…で、作品の仕上がりなのですが、至って普通です。
作画のレベルは高いのですが、癖の無い写実的な作画でエロアニメ特有の女体描写や動画のデフォルメは一切ありません。
また、当番娘が多い為に尺が短く、脚本の都合でプレイのフィニッシュ部が中途半端になり、いわゆるオカズとして使い辛くなっています。
さらに本作では、敬遠される視聴者も多い【フィニッシュ時のホワイトフェードアウト】が多様されており、視聴者にはさらなる痛手になりそうです。
フェティッシュな注意点としては、下着の描写はとても丁寧ですが、尺の都合で半裸や脱衣シーンにはあまり生かし切れていません。
ワインレッドのパンストを破ってのプレイ…なんて物もあるのですが、こちらも尺の都合で…(略)。
尚、モザイクは大き目ですが、菊花にはほとんど掛かっていません。
一般向け作品で活躍されている
スタッフが集結して製作されて作品だけに、「良いアニメ作品を作ろう」と言う姿勢は非常に汲み取れるのですが、上記問題点故にエロアニメとしては高評価し辛い作品です。