本書は、20前後の演習問題を民法と訴訟法という2つの視点で解説。
実体法と訴訟法の融合に成功した「良書」と感じました。
法科大学院や新司法試験対策に極めて有用です。
その理由は2つあります。
第1に、
判例を極めて重視しているということです。
執筆者は学者に加え「司法研修所教官・裁判官」で構成されています。
どの解説も
判例・条文を常に念頭してあります。
判例・条文という基本を重視される方には非常に相性が良いでしょう。
第2に、訴訟での攻防(要件事実)が意識されていることです。
解説は「要件」「効果」はもとより「抗弁」「再抗弁」などにも言及します。
実体法で1要件として暗記していた事項が、
民事訴訟法に照らして目前にうかびあがってくる迫力があります。
もっとも、初学者・純粋未修者の方には難易度が高いと思います。
民法・民事訴訟法の基本的論点などを押さえた中級者以上の方が
活用してはじめて「肉になり骨になる」と思います。
たしかに民事法1・2・3いずれも高額な商品ですが、
現段階で民法と民事訴訟法の融合にこれ以上成功している本はみかけません。
民法―民事訴訟法の基本書をつなぐ強力なツールとなりそうです。
ブームに乗った実体法学者オンリーの某要件事実本より有益でしょう。
ずいぶん長い間、自分の中でドリームワークスの「アンツ」とゴッチャになっていましたが、先日「Mr.インクレディブル」を劇場で観てからピクサーの実力に感動し、「トイ・ストーリー」そしてこの「バグズライフ」にたどりつきました。比べてみると「アンツ」とはキャラが全然違いますね。愛らしいです。主人公を食ってしまうぐらいの存在感のイモ虫くんやテントウムシ君もいいですネ・・・日本語だとなぜテントウムシが馬鹿にされているのか解りにくいのですが、
英語でテントウムシは「Lady Bug」・・・だからルックスがちょっと女性的なんですね。映像も素晴しいですが、ストーリーも味わい深い。トイ・ストーリーに引き続きランディ・ニューマンが手がける主題歌も良かったです。小さな子供から大人まで楽しめる娯楽大作です。
須藤さんとの出会いは高校生の頃にたまたま寄ったCDショップで『CHEF'S SPECIAL』の
ジャケットを見て思わず購入した所から。今から12年前の話です。20歳になる頃にはCD選書で再発されていたアルバムは全て廃盤になり須藤さんの音楽を聞くチャンスがなくなりました。その時に唯一廃盤にならずに残っていたベスト盤『SUMMER HOLIDAY』を購入。
タイトル・
ジャケットのデザインそして『REMEMBER』のこれから始まる須藤ワールドへすっかりハマりました。リマスター盤が再発されたのでもう1度購入して彼女と今年の夏は過ごしたいと思います。今頃天国で何をされているんですか薫さん。