以前、世界の大河のランキング番組を見て、非常にきれいだったので他も見たくて購入してみました。映像は船から、高台や陸地、空からの映像があり、メコン川は船からが多く、コロラド川は空撮が多いなど、川によって映像は色々でした。個人的にはコロラド川がお薦めです。コロラド川と渓谷が見渡せるような空撮や川面に近い空撮が気持ちよく、バーチャル感があって本当に飛んでいるようでした。それぞれの川の収録時間もある程度あるので、ゆったりと大河を楽しむことができます。残念だったのは、雄大な新緑の季節のユーコン川を期待していたのに冬の映像だったこと。あまりきれいではありませんでした....が、全体としては良いと思いました。
長かった。上下巻合わせて800ページの作品だし。内容はお母さんの熟年離婚をきっかけに17歳年下の男とウィーンに旅立つところからはじめます。ウィーンで生活してたことのある娘はすぐに母を連れ戻しに行くのですが、母の希望に沿って
ドナウ川に沿って旅することになります。現地では昔住んでいた時に結婚を考えていた男性と再会し、事情を話し4人での旅が始まります。それぞれがそれぞれの思いを秘めながら、旅が続きます。読んでいて思ったことはこの作品は1クールで終わるドラマみたいなもんだなって感じです。定期的に問題がおき、それをみんなで乗り越えていくうちにそれぞれがお互いを理解し始める。そして場所を移してまた何かが起きる。それを繰り返していくうちにいよいよラストが迫ってくる。そんな感じです。途中ちょっと長すぎて、飽きちゃいましたが、まあ面白い作品だったと思います。