この「伝説のフォークライブシリーズ」は、VOL.1~VOL.3まで3枚発売されていますが、私は3枚とも買いました。いずれも2時間程度の内容で、しかも各アーティストの代表曲が1999年当時のライブで見れます。70年代のフォークが好きな方なら3枚とも「買い」だと思います。
このVOL.1ですが、高田渡編は、
京都の磔々で収録されています。高田渡がメインの曲が10曲、いとうたかおがメインの曲が3曲、シバが2曲、村上律が1曲、中川イサトが2曲、中川五郎が2曲という構成です。
高田渡のパートは、映画「タカダワタル的」を思い出させてくれます。
ステージでのしゃべりも入っていますが、ちょっと聞き取りにくい感じです。
三上寛編は、東京でのライブで、一人でギター(アコースティックではない)を弾きながら、「夢は夜開く」や「パンティーストッキングのような空」など彼の代表曲5曲が収められています。
元々テレビ番組用のものですので、間にインタビューが入ったりしますが、そういう場合にありがちな、曲が途中で途切れることはなく完奏状態で収められています。その点でも好感が持てます。
昨年11月中旬、50年振りに会った長年在米国の友人夫妻と
日吉神社に
紅葉狩りに出かけた際、とあるお方にお会いし、
帰りに良ければ、律院とゆうところに自分はいるから寄って
みなさい、とのお誘いを受けました。この方が内海俊照千日回峰
行者でした。お庭を愛でながら,お茶菓子のご接待を頂きました。
お話合いの中でも、自然体で、それでいて眼光鋭く私達の来し方 を見通しておられる様に思えました。我々には実感出来ないながら
その努力、辛抱、我慢、は想像するだけでも素晴らしい。
どの世代にも向き、また読み易い。
中川イサトさんの50代になって円熟した、そして意欲的なギターテクニックが見ることが出来ます。また高田渡さんの一滴もお酒が入っていないと思われるライヴ映像は貴重です。まじめにメロディアスに唄いあげられています。どちらのファンにもおすすめします。