エンターテイメントなサービス精神をバリバリに押し出したTHE FANTASTIX との3部作もこれで最後。
個人的には楽しめましたが、コンセプトアルバムということで合わない人もいるかもしれません。
私は80’感バリバリの
ジャケット見た時点ですでに購入決めてましたが。
残念な点は若干ボリュームが物足りない、DVD付限定版が某所専売となっているところでしょうか。
近くにお店がなくてコンビに受け取りとかにすると手数料取られるし、若干のぼったくり感があります。
とはいえTHE FANTASTIXとの3部作はいずれも楽しめましたので、またそのうち復活してほしいと思います。
第一部~ファンタスティック城の怪人~
CD「ファンタスティック城の怪人」が、もともと物語性の強いコンセプチュアルなCDでしたが、ライブコンサートでは過去の曲も織り交ぜて、CDの世界をさらにふくらませたセットリストになっています。
ミッチーというよりウォルフガング・ミッチーマイヤーというキャラクターが主役のミュージカルみたいな感じです。ゴシックホラー調の衣装もセットも素敵です。
副音声で及川さんの解説を聴くと、この世界と物語がさらに楽しめると思います。
曲はファンクからロック、
バラードなど幅広いです。ご本人も「マイケルや
プリンスの影響を受けている」とおっしゃってますが、
及川光博さんと同世代の人にはツボを押される曲があるのではないでしょうか。
個人的には、一曲目のバックダンサーさんの振り付けがゾンビっぽく(?)て、ぐっと「ファンタスティック城」の怪しい世界に引き込まれました。
第二部~FANTASTIC☆SHOW~
第一部とガラッと雰囲気を変えて、キラッキラのミッチーです。バックダンサーさんのピンクレディーみたいな衣装も素敵です。
ミッチーファンには当然お勧め、ミッチーファンじゃなくてもゴシックホラーが好きな方には「こんなヴァンパイヤはいかが?」とお勧めしたいです。