私は3年ほど前の
世界の傑作機No.141 メッサーシュミットMe210/410で構造解説に対して他の国江氏の記事がやっつけ仕事の様な印象を持ち余り良い評価はしなかったと思いますが、書店で本書を見かけて、その後どうなったかのフォローアップの意味で購入しました。
さておおまかな構成を頁数で示すと下記の通りです。
・カラー写真(第二次大戦中のものが扉を含め6頁、現存機の細部写真11+ヘス機の残骸1頁、計器盤のイラスト2頁、照準器の写真2頁)22頁
・カラー塗装図(基本塗装の上下面図2頁を除き全て側面図、マーキングを明らかにする為機首部のみの別図があるものもあります)10頁
・カラー折り込み図 1頁
・国江隆夫氏による開発の経緯と各型解説(図は無く全て文章によるもの)8頁
・鳥養先生の比較技術論(欧州の航空機トレンド、
フランス戦ではBf110と誤認され同志討ちが発生したほど形状の似たポテ630系戦闘機との運用比較、双発戦闘機の問題等がテーマです)2頁
・国江隆夫氏の写真による型式解説 4頁
・国江隆夫氏の写真による細部解説 5頁
・国江隆夫氏による昼間戦闘機としての実戦歴(ナチス副総統ルドルフ ヘスによる英国への飛行時の不時着残骸1頁を含みます) 14頁
・(解説国江隆夫氏)昼間戦闘機のインアクション写真集 17頁
・田村俊夫氏によるソ連に渡ったBf110のエピソード(平和時に輸入されたものと捕獲機、また捕獲機の実戦投入の話) 2頁
・国江隆夫、内藤利之両氏によるBf110のエース列伝 4頁
・国江隆夫氏による夜間戦闘機の実戦歴(昼間戦闘機もそうですが
ドイツ軍のものだけです) 9頁
・(解説国江隆夫氏)夜間戦闘機のインアクション写真集 7頁
・カラー折り込み図の解説 1頁
・国江隆夫氏による装備解説(火器や斜め銃の照準器、夜戦用レーダーのアンテナ装備状況と表示部の解説、乗員数と装具の考察は興味深かったです) 7頁
・国江隆夫氏のマニュアルから見た各型の解説 8頁
・Bf110G-4の5面図 4頁
文章には修飾語の位置や内容に疑問符が付く表現もあることは確かで13頁の消炎排気管の説明は文章だけでは理解できません。102頁下の排気管先端部が5本に分割されているものを再度集合させているという意味でしょうか?
それから本文ではBf110F型のエンジンを本文でDB601Fと説明して置きながら48頁の写真解説ではDB605と異なる説明になっています。
また実戦歴の59頁で5月13日に
フランス空軍のモランソルニエのMS406との交戦報告をMS406の信頼性の問題で空戦相手になる可能性が低いとしていますが、実際には
フランス側ではGCII/2のMS406がII/ZG76とV(Z)/LG1のBf110と交戦して3機確実、3機不確実の戦果に対し4機とパイロット3人の喪失を記録しています。
もう一つ夜間戦闘機の実戦歴93頁1941年の記述でFuG25を世界最初の自動敵味方識別装置(IFF、レーダー
スクリーン上で自分が味方であるという信号を出す装置です)としていますがFuG25の自動化の範囲が不明ですが、スイッチを入れて以後の信号のやり取りは自動で行うIFFなら英国でフェランティ社がIFF Mk.Iとして1939年11月から量産を始め「英国の戦い」には千セットが装備され、以後もIFFは改造と英軍用機への搭載が続けられたという話が
Radar Origins Worldwide: History of Its Evolution in 13 Nations Through World War IIで紹介されています。
気になる部分はありますが、以前のものよりも内容は一般的になり他の記事にも注力されているのが理解できかなり内容は改善された様に思います。
最近、近くの家電量販店では
LED電球が主流になっているので、このスポットライトの取扱いが無くなり手に入らなくなってしまったので大変重宝しております。
アパートの集合住宅の屋外につけました。以前東芝の製品をつけいたが直ぐ切れてしまいました。今回パナソニックの製品を付けました。電気代、長持ち どちらに軍配があがるか? LED用のハイビーム電球もう少し安くならないのかメーカーに要求したです。
9800GTGEからの買い替えです。ゲーム使用時の体感は、大分良くなりました。
消費電力が、下がったのが意外でした・・・(
電源も変えたので、どちらが影響してるのかわかりませんが。。)
以前が120W(平均)に対し、現在80W。
660にしても、よかったかなぁなんて思う今日この頃。