らいか・デイズ 8 (まんがタイムコミックス) |
もう、らいかちゃんと竹田の仲はすっかり公認になってしまいましたね(両親含み…)
くっつきそうでくっつかない甘酸っぱい2人の仲も見どころですが、やはり今回の目玉は、 竹田のシンデレラでしょうかw 似合うなぁ、竹田! あと、小西とまなみや、お父さんの部下や、財津先生と孤児院の先制など、何気にカップル 率が高くて、読んでてほのぼのします。 途中の社会科見学編では、メメ子ちゃんの会社や、「だって愛してる」の寺田雄二など、 作者お得意のクロスオーバーも見られて、お得感倍増! さすがに8巻ということで、これまでのお話を見てないとわかりにくい部分もありますが、 そんなあなたのために(?)、巻末には昔の原稿を掲載してたりして、物語の基本設定が わかる仕組みになっています。 これまでこの作者の作品を知らなかった方も、ぜひ、むんこワールドを体感してください! がんばれ!メメ子ちゃん 1 (バンブー・コミックス) だって愛してる 1 (まんがタイムコミックス) |
らいか・デイズ 7 (まんがタイムコミックス) |
らいかちゃんと竹田くんの恋の進行も気になるけどもう公認ぽいし。
最近は紺太先生とマッキーの恋愛(一方通行)に注目。 今回はマッキーに恋のライバル出現?! 気になる人は即購入! |
らいか・デイズ 1 (まんがタイムコミックス) |
わたしはこの作者さんが描く作品に出会うまで4コマ漫画というジャンルをとても軽く見ていました。
なんせ4コマという限られたスペースのなかに沢山の伝えたい事はなかなか入らないものです。 それ故か私の知っている4コマ漫画は内容がほとんどあってないような薄いものになっている事が多かったので。 ただ、この作者さんが描く漫画はどの作品も限られたスペースの中に 何ともいえないじんわりとくる空気みたいなものを存分に感じる事ができたのがすごいなと思いました。 季節が変わりゆくときのさみしさや、人々のあたたかさなどを文章では多くは語らない 絵や雰囲気で感じさせる作品が多いのも印象的でした。 とくにこの「らいか・デイズ」はとくにそういった手法をうまく使って表現しているものが多いと思います。 揺れ動く思春期の微妙な年頃の主人公たちはいろんな経験を積んで少しずつだけれど毎日確実にオトナになってゆく。 それはとてもうれしい事でもあり同時にとても大きな不安とも隣り合わせ、そういった状況で繰り広げられる 天才主人公来華ちゃんとクラスメートの竹田君との青臭い恋を中心に同じクラスの子供たちの成長が描かれています。 天才的頭脳の持ち主でいろんな人から頼りにされどんなに勉強はわかっても、どうしても苦手なものが「恋」 という来華ちゃんがとてもかわいい「おんなのこ」なんです。 もちろん4コマらしく笑えるところが多いです。ただいきなり入ってくる切ない描写にぐっときてしまう。 自分にもあんな頃があったのだろうか、と思い返してしまいました。 |