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ミクロの決死圏【字幕版】 [VHS]
66年作のSF映画であるが古びているのは特殊効果CG・SFXといった技術においてのみだろう。斬新なアイデアそのものは決して古びてはおらず、その証拠に87年ジョー・ダンテ監督作「インナー・スペース」でリメイクされたものの本作を凌ぐ作品とはならなかった。ダンテ監督作はマーティン・ショートを起用したコメディタッチで随分趣が違うが、それもオリジナル作品である本作へのリスペクトゆえの遠慮だろう。現在の技術で本格的にリメイクされれば...などと思ってみたりもするが、あのダリが美術を手掛けただけに、この特殊効果をシュールな美術として観る楽しみもある。60分というタイムリミットサスペンスもさることながら、マイケルズ医師役のドナルド・プレザンス(刑事コロンボ/別れのワインなどで名演が観られる)の役どころが、心理的サスペンスを盛り立てる。そうTVシリーズ「宇宙家族ロビンソン」のドクタースミス(去年故人となったジョナサン・ハリス)の役どころといえば、ワカル人にはピンとくるだろう。本作に広がる世界は、まさに「人体は小宇宙」であることを我々に思い出させる。そんな事を思えば、あの体内潜航艇は宇宙船に見えてくるのである。

 

ミクロの決死圏 (ベストヒット・セレクション) [DVD]
通常の手術では不可能な脳に障害を負った科学者を救うため、科学者グループをミクロ化し体内へ送り込み、
内側から手術を行うという'60年代SF映画。
発想の勝利! そして、体の中は原題どおり「幻想的」で、意図的に美しく描かれたその世界観が素晴らしい。
まさしく「体の中には宇宙がある」といったところでしょうか。
映画では管制センターに、今チームが居るところがマークされた大きな人体の地図スクリーンがあって、
所員たちが大真面目に動いているシーンだけでも嬉しくなってしまう。
そんなSFマインドが凄く楽しい。

出演は、いかにも二枚目、スティーヴン・ボイト。
ヒロインのラクエル・ウェルチには、体の線が見えるウェットスーツを着せたうえで、
サービスカットもあって、微笑ましいかぎり。
「007は二度死ぬ」のブロフェルド役ドナルド・プレゼンスは、得意の怪しい役。
この辺のキャスティングが、この頃の雰囲気があってうれしい。

 

ミクロの決死圏 [DVD]
この映画が制作された年代からすると、プロテウスの現在位置を人が駒をパネルに貼っている、赤血球がプロテウスに当たってとろりとはじけるなど、CGに慣れている目には古さを感じますが、さすがはインナースペースの元ネタ映画だけあって、体内シーンから最後の脱出までは一気に見てしまうおもしろさです。昔NHKでやっていたアニメ版の記憶がある方も必見。

 

ミクロの決死圏 [DVD]
脳内出血を起こした科学者を救うため、医学史空前の治療の試みを描く、1966年製作・『リチャード・フライシャー監督』の異色SFサスペンス。(66年度アカデミー賞美術監督賞・特殊視覚効果賞を受賞。)
【物体をミクロ化し、体内に潜りこませる研究をする科学者がアメリカに亡命。敵側のスパイに襲われ、脳内出血を起こし倒れるが・・・・・・。】
潜航艇に医者・科学者など5人を乗せミクロ大に縮小し、注射器で頚動脈(:頭部に血液を送る重要な血管)より進入、博士の脳内出血部に到達させレーザー光線で治療する試みる展開。
そして、思いがけない前進を妨げる心臓の鼓動・襲いかかる白血球・抗体の生物の登場・潜航艇に潜む裏切り者の登場・絶体絶命の残り時間との闘いなどは圧巻!
また、驚きの涙線の涙と共に体外へ脱出するなど、奇想天外なストーリーとアイディアで想像を絶する未知の世界を描く映像は、片時も飽かす事なく見る者を引っ張って行きます。

 

ミクロの決死圏 (ハヤカワ文庫 SF 23)
 政府要人の緊急手術。その病巣は脳であり、通常の手術では不可能だった。そのため軍事機密である物質縮小装置を使い、医療チームを潜水艦ごと縮小して患者の体の中に直接入れて手術を行うことになった。

 あまりにも有名なSF映画のノベライゼーション。この小説は、映画の台本をもとにSF界の巨匠アイザック・アシモフが書き下ろしたものである。さすがアシモフ氏の手によるものだけに緻密な展開は、SFでありながらサスペンス小説にも引けを取らない。また高橋泰邦氏の翻訳もよく、映画を見た後でも十分に楽しめる。しかし、当のアシモフ氏は、この作品は気に入らなかったようである。近年「ミクロの決死圏2」を発表した。本書と読み比べるのもよいだろう。


 

ミクロの決死圏2―目的地は脳〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
最初のミクロの決死隊は映画で何度も見たほどよくできてるなぁと感心したものです。そして今度はパート2と言うことで読みましたがなんと先に人間縮小という大偉業を成功したのはソビエトと言うちょっとそれは信じがたい事なんですが・・やはり作者も世界の2大強国と思っているのかも・・

 

ミクロの決死圏2―目的地は脳〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
最初のミクロの決死隊は映画で何度も見たほどよくできてるなぁと感心したものです。そして今度はパート2と言うことで読みましたがなんと先に人間縮小という大偉業を成功したのはソビエトと言うちょっとそれは信じがたい事なんですが・・やはり作者も世界の2大強国と思っているのかも・・

 

Fantastic Voyage trailer



ミクロの決死圏 動画


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ミクロの決死圏 情報


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