エメラルド |
ウィシング、松岡直也BANDなど、日本のラテン・フュージョンの大御所「松岡直也」のサウンドメイクに携わってきた強者達が一同に会した作品。97年の録音。非常にシンプルな音作りで、いわゆるシンセサイザーなどの電気楽器は殆ど使用されていない。それだけ演奏するミュージシャンの個性がその輪郭をはっきりとさせている。参加ミュージシャンは、ベースに高橋ゲタ夫、フルートに赤城りえ、サックスに佐藤達哉、土岐英史、川嶋哲朗、トロンボーンに向井滋春、大儀見元のパーカッション・・・等々。松岡直也の娘さんもボーカルで参加している。 |
ラテンアメリカくいしんぼひとり旅―お手軽エスニック料理をあなたに (光文社文庫) |
1995年にフォーラムAから出た単行本の文庫化。
著者はメキシコを中心に中南米で活躍する歌手。一年の半分以上をメキシコで過ごしているという。本書は豊富な体験を生かして中南米の食文化を紹介するものと思いきや、まったくそうではなく、実体は手軽に作れる料理のレシピ集。 中南米っぽい料理を日本風にアレンジしたレシピが多い。しかし、中華や沖縄料理も混ざっていて、タイトルに偽りありな本。紀行文だと思って買っただけに、がっかりであった。 しかし、著者の人柄は温かく、読んでいて気持ちのいい本。なので、あまり辛い点が付けられなかった。 レシピもそこそこ有用か。 |
ラテン女のタフで優雅な生き方―自分のスタイルを求めて |
とても読みやすい本。コンサバな日本人には是非お勧め。失敗したっていいじゃない?離婚数回して何が悪い?「私はいけてる」ってナルシストになっても誰にも迷惑かけてないでしょ?自分が生きたいように生きさせてよ。ラテン人(男も女も)の強さ、逞しさは日本人の比じゃないらしい。ラテン社会は自由度が高い分、リスクも高いけど、そういう人生があっていいと思う。リスクのない人生なんて生きていて楽しいのかな? |