ホームセンターてんこ(3) (KCデラックス)
きっかけは本当に何気なく1巻を手にしたこと。
まさか木工が大の苦手な自分がDIYでラック作ったりするようになるとは思ってもみなかったし、電動工具を手にするなど考えもしなかった。
単なるちょっとすれ違いラブコメ要素が入ったテンポのいいマンガにもみえるけど、同時にDIY初心者へのガイドブックの如く様々な工具と道具の種類から使い方まで簡潔かつ明瞭な説明がなされている。
ノコギリとカンナとカナヅチしか木工要素がなかった自分にはまったくもって参考書そのもの。いまではドリルだけじゃなくサンダーとトリマーまで買ってDIYの世界にどっぷりはまっています。使い方はテンコーさんとてんこが作品中で教えてくれてますので不安もナシ。あとはジグソーかなー。
ホームセンターてんこ(2) (KCデラックス)
今、大人たちがまったく工作できない、創造性が養われていないまま社会に飛び出す時代で
あるが、このマンガはそんな大人達が読むべきマンガだろう。片っ苦しくない柔らかな作風と絵柄、まさにプロと言える仕上がりのマンガだと思います。ただ強いて言えば・・・月刊じゃあ単行本出るのが遅い!のが難点です(笑)三巻が待ち遠しいですね!
Mr.釣りどれんEx1(同人誌A5版56p)
とだ先生の代表作である『Mr.釣りどれん』は良い意味で私の人生を狂わしてくれました。
単行本は100往復は軽く読んでるのでボロボロです(笑
今回の作品では久しぶりにちょー太やかすみの姿が見れて『みすつり』ファンの私としてはたまりませんでした。あとオマケページも相変わらずで嬉しい限りです。
次回作も楽しみにしてます!出来ればとだ先生のバス釣りをもう一度みたいなぁ…。
ホームセンターてんこ(1) (KCデラックス)
大昔の工作本を探していて、たまたま見つけたのがこの「ホムてん」でした。
まず、全体的な絵のとっつきやすさがかなり新鮮でした。僕は正直、最近の漫画のスタンダードになっているカクカクしたデフォルメ絵が苦手で、その点この作品は、一昔前に主流だったポップな作風が逆に新しく感じ、とても印象が良かったです。この絵柄だから手に取ったのかもしれません。
内容は、工具の説明から基本的なDIY知識などが盛りだくさんで、例によってですが、本当に僕も何か作りたくなりましたし、今すごくドリルが欲しいです。本書を買ったとき、作品は期待していましたが、まさか本当に自分がDIYに興味を持つとは予想もしていませんでした。
また、この作品の良いところ(と言うよりこの先生の良いところ)は、キャラクターが全くブレない所です。主人公のてんこを取り巻く仲良し4人組や、先生たちなど、キャラ作りがとても丁寧で、非常に一人一人に愛着が持てます。生きているようです。僕が一番評価したいのはそこかもです。やっぱ、漫画はキャラクターだと思います。みんな憎めない人たちって言うのも、安心して読める要因でした。
こういう漫画描きさんが、もっと増えればいいなーと思います。
抵抗なく読める作品ですので、自信を持ってオススメします!
…ただ、もう少し連載が続けばよかったな〜20話で終わりなんてもったいな過ぎる…
ホームセンターてんこ(5)<完> (KCデラックス)
今回もいろいろ勉強になる濃い内容だったと思いますが、これで最後(打ち切り)とはもったいない作品です。
DIYと言えるかわからんが基本中の基本、だれもがやったことのある消しゴム判製作からあげくはエレキギター製作まで、いろいろな材質と内容で飽きさせません。ギターもやり方ひとつでDIYできてしまうというのが驚き。
てんこのおかげでDIYに目覚めた自分にとって永遠のバイブルになるんでしょうね。