ロミオの青い空
世界名作劇場「ロミオの青い空」のサントラです。
主題歌「空へ・・・」はとても有名で、シングルの復活を
望む声が今でも続いています。
本当にとてもいい曲で、作品とも良くマッチしています。
EDの「Si Si Ciao-ロマナの丘で」は陽気なかわいらしい歌です。
何回聞いても飽きません!
「英雄のマーチ」は黒い兄弟が劇中で唄っている曲です。
アルフレド奪還の時とアルフレドのお葬式に唄っていました。
お葬式の時はスローで、涙を誘いました。
アニメを見てから見ると、
場面が浮かんできていいかもしれませんね。
フジテレビ 世界名作アニメ主題歌ベスト
有名アニメである「ムーミン」や「ハイジ」をはじめ「世界名作劇場」で放映されたアニメの主題歌(アイドル歌手の歌った曲もあり)をベスト集として収録されている
さらに別売りでCD内に収録された曲の楽譜もあり「世界名作劇場」ずきなひとも満足できるのでは
残念なのはベスト集であるからか世界名作劇場の主題歌全てが収録されていないことか
ロミオの青い空 (竹書房文庫―世界名作劇場)
テレビをずっと見ていた自分としては、
好きな場面が少しカットされていて物足りなさもあったのですが、
じっくり読んでいると場面の一つ一つが蘇ってきました。
感動が蘇ります。。
ロミオやアルフレド、黒い兄弟たちの友情を文字にして感動する事が出来ました。
簡単な文で書かれていて、とても読みやすく、
それでも感動する所は感動出来て…全体的に、素敵な本だと思います。
テレビを見てからの方が全体の話もわかりやすいと思います。
主題歌CDまで付いていて、本当にファンにとっては感動が凝縮されてます。
ロミオファンなら買って損はないと思います!
ロミオの青い空・脚本集 下 fukkan.com
『ロミオの青い空』と原作『黒い兄弟』では、物語の流れが大きく違う。
このアニメには脚本家の並々ならぬメッセージが込められているが、原作の良さを妨げるどころか引き立てていると思う。
ひとつひとつのセリフに魂が込められている。
脚本だけ読んでも涙が出てしまう。
ロミオたちが生きた時代に、確かに煙突掃除夫になるためミラノへ売られていく子供たちがいたのだと思うと胸が痛くなる。
彼らが見た世界はどんなものだったのだろう?
放映当時、私はロミオと同じ年だった。
色々なものを手に入れることができ、
大人たちに守られた子供時代を送った私。
見えにくくなったものを見ようとしなければならない。
そう思わせる作品である。
放映されなかった『アディーナ・アルマヴィーラ』も、とても心に残った。
黒い兄弟〈上〉
「ロミオの青い空」の原作ということで、あのアニメのような勇気と正義に満ちた話かと思って読み始めました。ところが、確かに主人公のジョルジョは勇気を持った少年なのですが、兎に角第一に「逃げる」、ミラノ行きも「最終的に自分で決めた」という感じで、しかも契約期間が終わる前に逃亡組に加わったり。「友情」に関しては素晴らしく結束しているのですが、「責任感」や「正義」については子供向けアニメ程ではないようです。でも逆にそれが自然で、等身大の少年を見ている現実感のようなものがあります。他にも例えば、出逢った時は颯爽としていたアルフレドが、再会した時にすっかり弱りきっていた時の様子もありのまま描かれていて、売買された子供達の境遇がよく伝わってきます。すっかり飲み込まれて、大人に出逢う度に「この人は善か悪か」とドキドキしていました(笑 子供向けアニメを卒業した人でもすんなり読み込める本だと思います。