昨年のちょうど今頃は、有川浩原作「
図書館戦争」シリーズを貪り読み、堂上と郁、小牧、手塚をはじめとする図書隊、タスクフォースの世界にどっぷり浸かっていました。
お気に入りの原作が映画化されるのは、嬉しさと心配がいつも背中合わせ。幸いにも今回は杞憂に終りました。
それは、ひとえに、主演の
岡田准一と
榮倉奈々が原作のイメージどおりだったからです。
加えて、派手なアクション、コミカルなシーン、堂上と郁の恋愛模様、更には作者からのメッセージもきちんと伝わってきて、まさに娯楽エンターテイメント作品です。
岡田准一は、いま旬な俳優。ノリにノッている感じ。「天地明察」よりも、彼の魅力が如何なく引き出されていました。テレビドラマや映画「SP」を観て以来、そのアクションには舌を巻いていましたが、キレ、スピードとともに、パワーアップしています。あれだけの動きをするには、日ごろから鍛錬、「励んでいる」のでしょうね。
「のぼうの城」の
榮倉奈々はミスキャストとしか思えませんでしたが、今回は、役柄にジャストフィット。素直で天然、時々見せる負けん気の強さとかわいらしさが同居する郁を爽やかに演じ、まさにハマり役でした。
小牧役の田中圭、柴崎役の栗山千秋、手塚役の福士蒼汰。まずまずです。
続編も期待できそうです!って、あるのかな?
2013年12月7日(土)2回目の鑑賞。
岡田准一くん、格好いいっ!
続編が観たいっ!