タイトルだけ聞くと「ジェイソンvsフレディ」の2番煎じ企画かと思いそうですが、全然そんなことはありません、
アレと同じか、それ以上の仕上がりです。
評価に値するのは、両作品のファンを尊重しつつ、無理のないコラボレーションを実現しているところ。
かつ、普通の観客もちゃんと楽しませます。
「なんで、プレデターとエイリアンが戦うの?」とか、「そもそも、何故地球で戦うの?」とか、
無理が(少ししか)ないストーリングで、正直言ってシラケずに見られます。
中盤以降、エイリアン・プレデター・人間の3者の関係は意外な方向に進み、
「そうきたか!!」と思わずヒザを打つクライマックスを迎えます。
「バイオハザード」のときもそうでしたが、ポール・アンダーソン監督はただのオタクにあらず、
ちゃんとファンを怒らせないように、楽しませるように頑張っているな、と好感が持てる作品です。
終盤の「ツーショット」は、いい意味で大笑いしました。
「どちらが勝っても、地球に未来はない」のであれば、どうオチをつけるか?
最後の最後まで、サービスたっぷりです。
NYの劇場でも、場内大爆笑(笑)で大ウケでした。
人間、プレデター、エイリアンの視点でストーリーモード、マルチができて、とても面白いです。
プレデターは姿を消して忍び寄り敵を倒したり、スピア、キャノン、ディスクカッター、マインなど多彩な武器を使います。人の声を出しておびき出したりもします。
エイリアンは壁、天井を自由に移動できます。攻撃はひっかき、尻尾ぐらいですが、移動速度が速いです。ダッシュをするとあっという間に目的地までいけます。 匂いで敵を見つけるので壁に隠れている敵も形が浮かび上がります。
人間は主に銃です。生体センサー付きなので、敵が近づい来ると音の間隔が速くなり緊張します。
プレデターとエイリアンには即死攻撃があり、切れたり穴があいたりするので、少しグロいかも、日本発売は無理かもしれません。
英語がわからなくても、最後までプレイできましたので、ファンなら買いだと思います。 長文失礼しましたm(__)m
素晴らしい。前作のサントラは映画の内容的にも余り戦闘的な曲は少なかったですが、今作は内容が街中での三勢力によるバトルということで、ほぼ全曲戦闘的な曲ばかりです。プレデターの登場シーンはプレデターの一作目を思わせる旋律があり、エイリアンはエイリアンらしい旋律があります。正に最高のサントラです。