南海の楽園としての
タヒチを単なる観光ガイドとは違った側面から書きつづった本で、
タヒチという社会と文化を理解するのに役立ちます。この本を読んでから行けばより深く
タヒチを理解することが出来そうです。読み返す度に新たな発見のある、お勧めの本です。
著者は主にシャルバーグ八千代さん、その他に西村雅春、直子夫妻(ナヴェナヴェランギロア) ヒコ普川さん(
タヒチ・モーレア島のガイド「ヒコさん」のサイト-
タヒチのかくれが)、竹下喜美代さん(
タヒチの達人マダム竹下の“楽園日記”)、喜田純子さん(BlueDolphins-TAHITI RANNGIROA)などが書いたセクションもあります。
とても読みやすくておもしろかった。
南太平洋というと楽園イメージが強いけど、リゾート化していない
小さな島で地道な発掘
調査をしている考古学者がいるのに驚いた。
文体が簡潔でやさしく、
調査の様子と学問的な背景などが,エピソードを
おり込みながらバランスよく配されていて、専門知識がなくてもすらすら読める。
なんでも腐ってしまいそうな熱帯の島だけど、昔の人が使っていた貝で作った
斧や腕輪などがみつかるし、鶏や豚の骨を調べると、どこから人が来たのか
わかる。サンゴ島では作れない土器もたくさん見つかって、それを使った謎解きも
おもしろい。
女性考古学者・・という副題に惹かれて手にしたが、著者は
女であることを売りにはしていない。むしろ、世界の考古学者と
互して研究を続けている様子が本から伝わってくる。
考古学は男の世界というイメージをもっていたが、女性でも
こんなにスケールの大きな仕事をしている人がいることを知ったのは
収穫だった。
物語は南太平洋日本軍の重要な海域にスパイを送り込む作戦。小さい時にこの映画を見てぜひヨットとで南太平洋に行ってみたいと思いました。船はガフリグの20m位のセールボート、船員帆船に乗った事の無い者ばかり、1から教育をして出発をするが目的地に着く早々機雷の原の中に迷い込むが、船が
木造船なのが幸いして磁気機雷原を回避する。この映画とてもその当時の事を忠実に再現し、リキーネルソンとジャックレモンの軽快な駆け引きの中に生まれるコミカルに楽しめる映画、DVDにならないのが不思議なぐらいです。
題名だけ知っていた折、のんびりとした内容とばかり思っていたが、実際は戦争映画でもあった。しかも敵というのは日本軍。字幕では敵とあるが、台詞は「Japanese」とはっきり言っている。「ミスター・ロバーツ」のように前線とは離れた浮世離れした内容ではなく、舞台は最前線で、ガダナルカナル進攻直前の話のようである。有名なナンバーが目白押しで、ミュージカルとしては楽しめるが、内容は複雑なものを覚える。
なお、通常版と先行ロードショウで少し長い版の二つがが収録されている。また、旧盤と異なりスクイーズ仕様。TODD-AOの画面を生かす収録はありがたい。予告篇はなぜかトリミングが施されているのが唯一の不満。