アニメでもその鬼畜ぶりや外道ぶりを遺憾なく発揮したコミックです。早いもので5巻目です。今回は母と娘(みずき)が闘います。それもお互いの親衛隊を従えて闘います。それを知らない親父。そしてそこに乱入してくる馬に乗ったお嬢さんまで登場してしまいます。けど、このコミックも内容からして青年誌でも良いのに敢えて少年誌で連載するとはSquare Enixnには脱帽です。このコミックが永遠に続くことを祈ります。最近はこういうコミックはお目にかかれませんから。
基本的にTVと同じキャストなんだけど
倉内安奈の親衛隊が何故か
ドラマCDは
音速丸さん(若本 規夫 (わかもと のりお)が出演
学生役には無理あり杉だけど面白すぎw
もはや若本さんは僕の中では音速丸さんとしか思えない。
あとお父さん役がジャックバウアー(小山力也)。変態バウアー素敵すぎ。
台詞に
カウボーイビバップからの引用があったり
攻殻機動隊SACネタが含まれていたり聞く価値有り。
っていうかいったいなんなんだこのドラマCDはw
「
まほろまてぃっく」や「
この醜くも美しい世界」の流れをくむ、GAINAX制作のギャグ&ドタバタラブコメディー。
前2作は、序盤大風呂敷を広げすぎて、ラストにたたみきれなかった面がありますが(GAINAXらしいといえばそれまでですね)、今作は、人類全体の存亡にかかわるような伏線はなさそうなので、どうやらラストまで安心してみることが出来そうです。逆にどうやって収拾をつけるんだろうというハラハラ感はありませんが(笑)。
個人的には「まほろ」も「醜美」もメインの登場人物が皆善人だというのがイマイチ物足りない点だったのですが、この作品にはクセのある登場人物が多そうなので、今後の展開が非常に楽しみです。
原作の絵柄は少し好き嫌いが分かれそうなのですが、アニメ版では、原作の味を残しつつも一般受けしそうなデザインになっているのも好印象。全体に作画も綺麗だし、声優もはまっていますので、充分お薦めできる作品に仕上がっていると思います。
昨今の社会情勢が少々厳しいかもしれませんが、このクオリティーで突っ走っていただきたいですね。