こちらの商品は、数多くのゲーム作品の漫画化を手がけているおちよしひこ氏が描くSFC版半熟英雄のコミカライズです。
基本的な流れは原作の序盤のストーリーに沿っていますが、原作はシミュレーションゲームなのでさすがにそのまま漫画家するのは難しい…。 というわけで、かなりのアレンジを加えられています。 一例としては、 ・主人公が喋る ・出てくる将軍は少なめで、完熟軍はボス級が中心、半熟軍は主人公・大臣・ヴィーナスとその他兵士で構成 ・戦闘の規模は小さめ、主人公自ら戦うことが多い ・政治の要素はカット などなど。 主人公が先陣切って積極的に戦うということで若干RPGっぽい流れになっていますが、原作のノリはきっちり再現し、原作のキャラやエッグモンスターも多数登場しているため半熟英雄のコミカライズと自信を持って言える作品となっております。 キャラが可愛らしく描かれているのも○。
難点は、1巻のみということでゲームの序盤に当たる部分で終わってしまうことと、後半が駆け足になってしまっていること。 出来ればもっと長く続けて欲しかったところですが、已む無しですね。
以上、半熟英雄のコミカライズ自体貴重で、作品自体もしっかり練られているため出色の出来の一冊となっています。 原作をプレイした方にも、未プレイの方にもおすすめです。
アホゲームにして、タクティカル・シミュレーションRPGという、両者が違和感なく融合されているところに、シナリオプラニングの妙味を感じる。トレードオフの選択肢も面白い。さて、どちらをとるのか、どちらが得なのか、頭を働かせるのが楽しいのである。例えば兵士のストライキなんかはバカっぽいが秀逸で、時と場合によって手段が異なり、損失を最大限に抑えなければならない。面白いゲームとは、こうなのである。 スクウェアよ。経常利益率かさ上げと技術シーズのシナジーを狙うのは結構だし、ルーレットの法則を無視した大量資本投下の広く浅い製品ラインもかまわないが、忘れていないか。面白いゲームの作成を。お前らも、昔はできていたじゃないか。
スーファミの攻略本です。 エッグモンスターのステータス、将軍さんステータス、敵ボスステータス、アイテムの使い方、書いてあります。もちろん章ごとのマップもきちんと書いてあり、どの城さき攻めたらいいかも攻略。これさえあればポーズも少なくてすむ…ハズ。 どのぐらいのレベルでどのエッグモンスターがでるかってのがよくわからなかったですね。他にももうちょっと情報欲しいなーというのもありました。
FFシリーズでおなじみの植松さんの楽曲は、最近のFFX・XI・タクティクスアドバンスのサントラに収録はされていましたが、曲数の少なさゆえに物足りなさを感じた人も多かったと思います。 しかし、今回の2枚組み58曲は全て植松さんが作曲&編曲、そしてプロデュースを手がけており、ファンには大満足の出来に仕上がっています。 また、特典としてFC版「半熟英雄」のサントラも封入されていて、こちらも完成度の高い楽曲が豊富で聴きごたえがあります。 それが理由に、「半熟英雄 対 3D」でも、FC版のいくつかのBGMがリメイクされて使用されており、聴き比べることでゲームの歴史や音楽技術の進化を実感し、感動すら覚えます。 植松さんの楽曲には、いつの時代のものも古臭さが感じられず、いつまでも耳に残る親しみやすさがあるのも魅力的です。 このサントラでは、そんな植松さんらしさを漂わせつつも、また違った雰囲気の楽曲を大いに鑑賞することができます。 その上、FFチックでシリアスな曲調の楽曲も含まれていて、もうお腹一杯になることは間違いありません。 特におすすめするトラックは、ディスク1の「03.漆黒の憎悪」、「15.デジタル・プレデター」、ディスク2の「16.ホンキートンキー・ファンタジー」です。
残念です。 ずいぶん個性的な容姿をした 「あたし」というキャラさえ好きになれれば、 このゲームは数倍おもしろかったと思います。 3~4種類しかない 「あたし」関係のイベントを、 毎月見なければなりません。 私には不愉快に感じられてしまいました。 本当にこのキャラが分かれ目です。 パッケージの拡大画像で見てください。 右下にいる、青い服をきた女性が「あたし」です。 彼女を好きになれそうな方にはオススメできます。
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