このドラマの内容とかはどうでもいいんですが、佐藤、亀梨、志田の家でのカラミが好きで購入しました。亀梨くんファンにはたまらないDVDなのではないでしょうか?
佐藤浩市とのカラミシーンでは小悪魔ぶりを発揮しております。この作品のヒロインは
伊東美咲ではなく
亀梨和也だと思われます。いっそのこと佐藤、亀梨、志田の家族モノにしたらよかったのに。
これは数あるモーツアルトの廉価コンピレーション盤の中でも屈指の名盤です。聴覚セラピーという企画、目的・症状に応じた各ディスク内容、演奏水準の高さ、それに反する価格の安さ、どれをとっても文句のつけようがありません。
各CDには次のような
タイトルがつけられています。
CD1:血行を促進する「癒し」のサプリ
CD2:代謝を高める「聴覚再生」のサプリ
CD3:頭脳を活性化する「脳イキイキ」のサプリ
CD4:免疫を高める「寛容」のサプリ
CD5:消化力を上げる「生活改善」のサプリ
CD6:ストレス解消「快眠」のサプリ
自己診断チェックシートを参考にしてディスクを選び、何も考えずに聴いているうちに自然と気持ちが落ち着いてきます。演奏はいずれも地味ですが立派なものです。
特筆すべきはピアノ奏者。ソナタも協奏曲も全て
アリシア・デ・ラローチャで統一されています。彼女の繊細な
タッチはどの曲を聴いても心を安らかにしてくれます。特に第2楽章ばかりを集めたCD6は一度聴いたら手放せません。CD3の1曲目と2曲目では東京クァルテットとピンカス・ズッカーマンの絶妙なアンサンブルが楽しめます。
単独のCDは現在入手困難のようですが、再発を切に希望します。
各曲解説もついているので単純に
モーツァルトの音楽に触れてみたい方にもお薦めです。廃盤になる前に是非お試しを!
ジャパニメーションを世界に広めるキッカケを作った「アキラ」の大友克洋監督が描く三本のオムニバスアニメ大作。
宇宙を舞台にしたバトルサスペンス、現代を舞台にしたコメディー、異世界を舞台にした絵本の様な不思議物語と、三本ともアニメファンならば納得の大友作品ですが、個人的には、海外の映画
スタッフにも大うけだったという三本目がオススメです。
暗転が一切ないという点にも注目してみて下さいね!
「広告代理店でバリバリ働く美女」という設定の主人公が、日々葛藤する姿を描いた漫画。
作者自身の実体験をベースにして描かれているのでリ
アリティは十分、ドラマ化までされた人気作です。
絵が綺麗で、所々にセンスの光る台詞や考えが出てくる、なかなか力強い作品になっていると思います。
しかし率直に感想を言うなら、「女の腐ったようなお話」。
登場人物の女性たちが、仕事も恋愛も他人も尊重する対象ではなくて、「自分が肩で風を切って歩くための道具」のように見ているので、共感どころか卑しいとさえ感じられます。
なのに、それを喜劇ではなくて、無理矢理に綺麗なお話に落とし込もうとしているから、気持ち悪いんですね。ナルシスティック過ぎて。
「客観的に見て全然美しくないものがナルシズムに陥っているのは滑稽に見える」と言ったのは三島由紀夫ですが、この言葉を作者と「共感する〜」とか言っちゃってる読者の目に練カラシのごとく擦り込みたくなります。
目を覚ませと。いい歳して「女の腐ったようなお話」に浸ってる場合じゃねえぞと。
作者の持つセンス、絵の綺麗さ、作品の底に流れる独特の生命力で、評価は星みっつです。