ジ・アニメ・スーパーリミックスシリーズの、第一作目を飾ることになったのが、この「
巨人の星」!!
あの
巨人の星が高画質で楽しむことができる。
そして、あの、名作のシーンをモチーフにしたエピソードイベントなど、面白いことが盛りだくさん!
これは、ゲーマーでなくとも、この時代人々までもが楽しめる。
逆に、ゲーマーよりも、
巨人の星ファンにお勧めしたい一品です。
読売巨人軍がV9の栄光今いずこ、
長嶋茂雄監督に罵声が飛んでいた頃の話。
あの巨人軍が低迷に低迷を重ねている、
そんな様子をテレビで見て、
歯噛みするサングラスの男がいた。
彼こそ
彗星のごとく球界にデビューし、
彗星のごとく球界を去った、
星飛雄馬その人であった。
本作品を受け入れられるか否かは、
「飛雄馬が実は右利きだった」
を、受け入れられるか否かにかかっている。
これは「
宇宙戦艦ヤマト」の最終話で、
沖田艦長の最期を看取った佐渡酒造医師の診断が、
「実は誤診で、沖田艦長は生きておられる」
を受け入れられるか否かと同じくらい難しい問題である。
しかし、ファンの哀しさ、
やはり受け入れてしまうんだなあ。
何だかんだ文句を言いつつも、ファンは「続き」が見たいのだ。
この気持ちはどうあっても隠しようがない。
なので、評価は星5つとする。
「評価が甘い」という批判は、ファンにとっては無意味である。
元祖
巨人の星は何度かソフト化されているのに何故か陽の目をみなかった続編がめでたく初ソフト化。私は物語冒頭の長髪&グラサンスタイルの飛雄馬さんが結構気に入っており二度とお目にかかれないのでは?と思っていたので嬉しい限り。ささきいさお氏が歌うエンディングテーマもジンときます!
「
巨人の星」の完全な続編です。
前作であまりに悲惨なエンディングを迎えた星飛雄馬が、不死鳥のように甦る様を描いた作品で、やはり抜群に面白いです。
あれから5年経ち、事業家として活躍する花形と明子は結婚、判宙太も父の会社を継いで社長になっている中、飛雄馬は相変わらず行方不明。
実は草野球チームに金をもらって代打をする、惨めな傭兵に成り下がっていました。
あの後も飛雄馬は野球を忘れられず、なけなしの金でピッチングマシンを買い、山中でバッティング練習をしていた。
もはや投手としては絶望ならば、
バッターとしての再起を目指すため・・・。
しかし一流選手の多い巨人が、肩を壊した星を採るわけも無し、花形は星を自分の会社の社長に据えるなど考え、一般生活をするよう薦めます。
しかし、安楽な生活への道をけって、星はやはり茨の道を選びます。
今回も星の前向きな性格と根性はすごい・・・・。
今回はペシミスティックな感が薄く、どん底から這い上がる男を描いたポジティブな名編になっています。
エンディングがやや唐突な感がありますが、人生ドラマであるため、いずれ区切りをつけざるを得ないストーリーのためともいえます。
「
巨人の星」に比べると面白さは負けてはいますが、素晴らしい作品です。