ここまで高速で疾走するメタルを聴くのはこのアルバムが初めてです。 何か、メロディーが殆ど無い上にポリリズムが氾濫してるので、普通に音楽として聴ける様になるまで多少の時間を要しました。 聴き慣れて来ると、他に聴いてるsoulflyやkorn、(hed)p.e.等がとても軽く感じる様になりました。(勿論彼らには彼ら特有の魅力が有りますが。) この無機質で金属的な音は、慣れるとクセになりますね…。
MeshuggahのライブDVD/同ライブCDの2枚組みです、値段が安い輸入版を購入しました。
難解なポリリズムを使用した彼らのライブはどんなものかと思い
購入してみましたが、大満足です!
内容は東京、New York、Montreal、Torontoでの各ライブから
1〜4曲ずつ収録されていて、曲と曲の間にメンバーの練習(?)や会話が
収録されています、
英語が苦手なので聞き取りはちょっと難しかったです。
正確な会話の内容が知りたいなら日本版の購入をおすすめします。
肝心のライブ映像ですが画質音質共に満足で、使用されているカメラの台数も多いです。
テクニカルな演奏の安定感は抜群ですが、ただの「テクニック自慢」にならないのが
彼らの凄いところだと思います、じわじわと複雑な曲に引き込まれていきます。
特にドラマーのThomas Haake氏の「Bleed」の変則的なギターリフに正確にユニゾンする
機械的なバスドラムはもはや職人技、芸術的です。
本当に買ってよかったと思えるすばらしいDVD/CDでした。
代表曲を一通り網羅しているので、今までMeshuggahを聴いたことがない人にも
自信を持っておすすめします。もちろんMeshuggahファンなら絶対に買って損しませんよ。
スウェーデンのプログレッシヴ・メタルバンド、メシュガーによる7枚目のアルバム。
前作『obZen』が過去最高傑作と言っていいほどの完成度だっただけに、バンドの打つ次の一手が非常に気になっていた。
しかし、実際に本作がリリースされてみると、前作の評価など何処吹く風とばかりに、まるで気負いを感じさせないストレートな作風となっている。
ポリリズムを始めとする複雑な音楽理論についてはさておき、素直に格好いい作品だと思う。
これまで以上にアグレッシヴでありながらも、独自の空間表現センスは健在で、轟音の後に突如訪れる静寂に得ることのできるカタルシスはこのバンドならではのものもだ。
一つだけ残念だったのは、多分、ファンであればだれしもが思ったことだろうが、リーダーのフレドリック・トーデンダルによるソングライティングが少なかったことだ。
これまでも、メシュガーの曲で「コレいいな!」と思った曲が大抵彼の作曲によるものだっただけに少々複雑な心境でもある。
スウェーデンのテクニカル・デスメタルバンド、メシュガーのライブアルバム。2010作
2008年の「ObZen」発表後のツアーから、東京、トロント、モントリオール、
ニューヨークでの公演から
CDに12曲、DVDには曲の合間にツアードキュメンタリーなどを含んだ105分を収録。
演奏はライブにおいてもカッチリとした安定感がさすがで、変拍子とポリリズムの嵐を軽々とこなし、
CDだけではアルバムで聴く以上の驚きはないのだが、DVDの映像で見ると、
メンバーの高度な技量とともに、バンドとしての生々しいうねりとノリがより楽しめる。
フレドリック・トーテンダルの8弦ギターから繰り出されるリフと、存在感あるベースとドラムが合わさり、
独自のグルーブ感とともにモダンなヘヴィネスが生み出される。そのサウンドはやはり圧巻極まりない。