全478ページ。紹介アーチスト＆レーベル等は

サム・クック 85年12月号 (p.31〜)
スタックス/ヴォルト 87年4月号 (p.55〜)
ハイサウンド 89年4月号 (p.103〜)
ジェームス・ブラウン 88年12月号 (p.165〜)
スライ・ストーン 87年11月号 (p.225〜)
Ｐファンク 89年8月号 (p.253〜)
アイク＆ティナターナー 90年2月号 (p.329〜)
マービン・ゲイ 90年5月号 (p.359〜)
カーティス・メイフィールド 91年4月号 (p.395〜)

p.478の後記に、月刊「レコードコレクターズ」誌創刊10周年記念の増刊シリーズもこの「ソウル＆ファンク」で3冊め。今回も「レコードコレクターズ」の過去の特集記事を中心とした作りだが・・・・・・・・・、と書かれており、月刊「レコードコレクターズ」の過去の記事を集めたものだ。

やはりHIPHOPのNEW SCHOOL以降のサンプリング文化やRARE GROOVE や ACID JAZZを通過した世代の人から見ると、全般的に古いコンテキスト(ソウル好きのおじさんとか)で書かれた本で、今の20-30代の人がこの本の通りにCDなどの音楽コンテンツを買ってもあまり楽しくないと思います。このソウルやファンクにおいてアーチストの評価軸に急激な変化があったのが大体80年代後半〜90年代前半の RARE GROOVE や ACID JAZZのブーム辺りだと思うが、逆にそれ以前の昔の「ソウルおじさん」的コンテキストに浸ってみたい方にとってはお勧めかもしれません。

全てのアルバム、全てが素晴らしいです。
ゆっくり、ゆっくり、すみからすみまで聞き込もうと思います。

好きだから、カーティスの動いているトコが見れるだけでそりゃ満足ですよ。でもオーディエンスの反応があまりにも悪すぎて、テンション下がります。カーティスの人柄のにじみ出るような歌い方とあの笑顔。だからよけいに...。かわりに見たかったよ！カーティスだから星5つあげるけど...。
We got to have peace！僕はいっしょに歌ったよ！

THE DIG別冊シリーズは好きでよく買っています。
貴重な写真も多く、ボリュームおよび内容的に1680円分はクリアしていると思います。
ただし個人的には肝心のカーティスの各アルバム紹介の内容・文面がいまいちだと思いました。
もっと曲のエピソードや資料的なことも書くべきではないかなぁ~、こういう類の本であるならば。