さて「替え唄メドレー」ブームも落ち着きを見せ
「Go!Go!スクールメイツ」と「NIPPONの
サザエさん」という
オリジナル曲のシングルをリリースしてのアルバム。
かつてのイケイケ押せ押せムードはだいぶ落ち着き
通常営業の嘉門達夫に戻ったそんな雰囲気。
まだまだ替え唄以前に比べると「投稿者から募集したネタ連呼型」
の歌や語りは多いものの
「ワンルームマンション」や「娘の事情」で
人間描写を描いた歌が再び聞けるようになります。
(ただ「ワンルームマンション」をナゼ「1」と「2」
に分けたのか未だに意図が不明なのですが)
ネタ連呼型の歌もアレンジにかなりの工夫がされており
バラエティに富んだ内容でこれまでのアルバムと比べても
結構聞いてて飽きないつくりになってるのが嬉しいですね。
ただ先行シングル「Go!Go!スクールメイツ」が
完全にコンセプトをガラっと変わってしまった、
それに、ああいう世間の切り方をする嘉門達夫が
僕はあまり好きではないので非常に残念。
どうせなら当時「爆裂スーパーファンタジー」で
やってた「おるおるのコーナー」のネタを使って
シンプルな「新ネタver」を作って欲しかったなと。
今回は島だけではなく海中?、海上がフューチャー!今までにない目線でせとうちを体感することができます。この本は、毎回独自の目線で、瀬戸内の島々を紹介していますが、今回はその最たるものと言えるでしょう。あの船が今はあんなことになってるなんて…。