キャットウーマンで止まっている、あくまでも自分の中でのイメージなのですが・・・
ミシェルファイファー、誰?このおばさんってぐらいに老け込んでおりビックリ!
ハリソンフォードの老けっぷりも相まって、大学へ入学したばかりの娘がいる中年夫婦という設定が、定年退職後のセカンドライフを楽しむ初老夫婦に見えてしまいました。
どうでもいい前置きが長くなってしまいましたが、やっと映画の内容について。
日本の
幽霊映画的に怖がらせる中盤までは、結構怖がらせてもらって楽しめましたが、
クライマックスは如何にも
ハリウッド映画的なド派手の演出に急展開したのが逆に興ざめしてしまった事。
それに名優競演の作品なので、劇中に少しは感動させてくれてお涙頂戴的な演出があると勝手に期待していたが、それも裏切られた(苦笑)
結果、星3つと辛口評価となりました。
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主に
モーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5に
モーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていて
ナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。
顔ジャケ3パターンに戸惑いつつ、別サイトで視聴したら
“I FEEL IMMORTAL”と“UNTIL MY LAST BREATH”のストーリー仕立てのPVが
何度も見入ってしまうほどすばらしい!!
でもこの顔パターンには“I FEEL〜”が入っていません・・・?
それにインタビュー収録で特殊メイクの意味も分かるかと期待したのに
それも入っていないし・・・? 14曲中3曲を別CDにしてこれで
ボーナストラックていうこと・・・?
デラックスバージョンならDVDぐらいセットにしてくれと言いたいところだが
まあそんな不満もこの人の顔に免じて許します。
1曲目のハープシコードと弦楽四重奏的イントロから
QUEENのコーラスを思わせるような展開と
本作では3曲目となる“DARK STAR”のコーランを効果音にしたアイデアには
いい意味二ヤリとさせられたが
全体的にそれほどメタル寄りもクラシック寄りもなく、へヴィーなロックスタイルで
今、自分のやりたいことを自分なりに全力で表現しているといった感じが
かっこいい女性だと思います。
作品としても前よりトーンダウンしていないし
アーティストはこうでなくちゃと思わせるくらい、むしろ進化している気もするが
もうちょっと過去の名曲のような壮大な
バラードを聴かせてほしいところです。
私としてはクラシック歌うターヤも好きなんですけど・・・
ちなみに“I FEEL〜”の代わりに入っている
スペイン語曲“MONTANAS DE SILENCIO”は
ヴォカリーズの旋律が美しすぎます・・・