大竹さんは流石に上手いと思います。
渋谷すばる君が意外とお芝居が上手く表情も良く
存在感もあって、とても良かったように思います。

おまけの特典映像も楽しめました。

実際みたので、ＤＶＤでどうかなあと心配でしたが、その場にいるような感じで鑑賞できました。

マンガは大好きで何度も読んでいたのですが。
こういう実写版になると配役にがっかりするのが普通なんだけど
なかなかすばらしいキャストでよかったです。
特に浅見＝阿部寛、渡海＝世良正則はハマりすぎ（笑）
内容も楽しめたのでついついパート２＆３も取り寄せてしまいました。

それなりに評価すべきだと思う。

この作品にツッコもうと思えば、いくらでも出来るのだが、それでも僕は、今の若者に昔、こういう愚直なまでにひた向きな生き方をした青年がいたんだ、という事を知ってもらうだけでもこの作品が放送された価値はあると思う。

成宮尾崎は、歌唱力の点では、難点があるかもしれないが、それでも一生懸命な所は充分伝わる。
そう、実際の尾崎もいつだって一生懸命だったじゃないか・・・、いつだって僕達に本気でぶつかってきていた・・・。

きっかけは何だって良い。
ここから「尾崎豊って何だ？」と思って、音源なり、動画サイトで彼の勇士を観たりして、感化される若者がいたとしたら、もうそれだけで僕はバンザイだ。

「自由になりたくないかい？」
「自由って一体、何だい？」
その問いかけの答えを「僕は探しつづけている」

クドカン作品は好き嫌いが
はっきり分かれると思います。

展開が、、、とか
ぐだぐだ感が、、、とか
この作品に関わらずよく
批判される事です。

私に言わせれば
「そのハチャメチャっぷりがいいんだよ!」
(こんな展開、他に誰がやるってんだ!)
「このぐだぐだ感がいいんじゃないか!」
って事なんですけどね…

こればっかりは趣味の問題だから
何とも言えないんですが…。

これからこの作品に関わらず
クドカン作品を観ようと思っている方、
良いレビューも悪いレビューも
全く参考にせず(笑)
まずは観てみてください。
観て、ご自分でツボかどうか
判断してみてはいかがですか?

クドカンの笑いがあなたに分かるかどうか
ご自分で確認を!

……最後にひとつだけ。

クドカン作品って
なんだかあったかいんですよ。