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ゴールデン・ベスト(初回限定盤)(DVD付)
ベストという事で新旧の曲が網羅されています。
そのせいか、曲により音色の変化が感じとれます。

そのアルバムのイメージに合わせているのか、成長の過程の変化なのか分かりませんが、
その違いを楽しむのもよろしいかと思います


 

ESTELLA(エステーラ)~Kaori Muraji SELF BEST
「村治佳織」という名前は随分前から知っていましたが、今回、その人が奏でる音色に初めて触れました。
オーディオから流れ出すその音色は、窓辺からやさしく語りかけてくれるさわやかなそよ風そのもの。その音色に聞き惚れ、一時間弱のアルバムはあっという間に終わってしまいます。
 
聞き覚えのある馴染みやすい楽曲が多いせいでしょうか・・・。彼女の奏でる純粋な響きがよどむことなくわたしの胸の深いところまで伝わってきます。まるでバロック時代のチェンバロの音のようにも感じられ妙に懐かしくほっとするひと時・・・。

彼女の響きを感じていると、自然と息が深くなり心身ともにリラックスしてきます。


 

Kaori Muraji Plays Bach(限定盤)
村治佳織のバッハ。
満を持して、というよりも、一つの節目として気負わずに取り組んだという印象である。
どの楽曲も個性と主張を前面に押し出すというより、伴奏となるゲヴァントハウスとの調和を探りながら、互いに呼応し合い、楽しみながら演奏している様子が伝わってくるかのようである。特にG線上のアリアのように持続音に大きな特徴がある曲は本来ギターには不向きであるが、そこは編曲の妙で、旋律を補助する伴奏と溶け合いながら、新たなる魅力を見出してくれる。逆にシャコンヌなどは、それこそシゲティのバイオリンのような鬼気迫る精神性は求めようもないが、この曲はギターがあっているようで、彼女のバッハに対する真摯な姿勢が1音1音に込められている、好感のもてる演奏である。今後キャリアを重ねていく過程においてどう変化していくか、これからも弾いてもらいたいと思う。

さて、話題のSHM-CDを初めて聴いた。従来のCDと比較したわけではないが、一聴してつややかではっきりした音像に、クオリティの高さを実感させる。さすがにSACDのような天井を取っ払ったようなレンジ感の広さは感じられないのは仕方がないところだが、CDの規格が今後この素材に移行していくのであれば、歓迎である。
ただし、通常盤と比べて500円の価格差は疑問が残る。ブックレットの写真が異なる差別化は理解するが、わざわざ通常よりほんの少しだけ厚いプラスチックケース使うなど、無意味なコストをかけていないか(別にブックレットが厚いわけではないし、ビニールカバーに入らない!)。技術の進歩でより良いものが安くなっていくのは当然のことであり、やり方を間違えると結局一過性の話題で終わり、消費者にソッポを向かれるだけだろう。単純に考えれはSACDには音質で絶対に敵わないのに、なぜそれより高いのか?コストダウンを進めて安く提供するしか普及の道はないはずなのだが。

 

村治佳織: CONTRASTES [DVD]
映画っぽい舞台で弾いている姿がドラマティクですね。こんなDVDがあってもいいかもしれません。演奏は、非常にいいですね。でも表情が硬いです。もっと笑顔があってもよかったかも・・・

 

TRES [DVD]
DVDであるからには、CDとは違った何かを求めるのですが、そ
れがギター演奏そのものを見たいのか、演奏者の人となりを知り
たいのか、BGVのような美しさを期待するかはそれぞれかと思い
ます。

このDVDではそれらすべての要素が同等に扱われています。
本人による解説、ヨーロッパの町並み、(美しい)村治さんの
ショット、もちろん素晴らしい演奏など、画的にも音的にも高度
に演出され融合されたDVDです。

この演出が過度、あるいは特定の期待には物足りないと感じ
る方もいるとは思いますが、個人的には曲も映像もギターファン
やクラシックファンのみならず多くの人が楽しめる「綺麗な作品」
に仕上がっていると思います。

 

村治佳織 生命の色彩・原色の響き コスタリカ [DVD]
単なるギター作品としてだけでなく、コスタリカという国のしている自然環境保護の大切さや、村治佳織の人間性までもが少し映し出されていて、この作品は正直どう表現していいか解りませんが、、言うなればコスタリカの美しい彩りに溢れる大自然の中、村治佳織のギターがその音色を模索していく様子を映像に残した貴重なDVD。

既に演奏家として高い評価を得て、素晴らしい作品を残している彼女が、コスタリカという美しい国で更に自身を高め、雄大な景色の中でその彩を昇華していく時間。また一つ成長した村治佳織をゆったりとした映像で垣間見れる作品だと思います。

またギターだけでなく、彼女自身がコスタリカの自然を前にカメラに向かって話し、そこにいる生き物と触れ合う様が見れることもこのDVDの魅力の一つです。カテゴリ分けの難しい作品ですが、ファン作品としてもヒーリング作品としても楽しめるDVDです。個人的にお奨め。

 

音のプロが選んだジャンル別 厳選ヘッドホン Rock/Pops/Classic/Jazz/R&B/Hip Hop (別冊Begin) (別冊ビギン)
最近よく刊行されるようになったヘッドホンカタログ。
この本はヘッドホンと言いつつも、登場する115モデル中50モデル近くは
今流行のインイヤー、イヤホンタイプとなっており、
夏場の使用やスポーツ用途といった今時のヘッドホン選びに即している。

本の表題通り、音のプロがヘッドホンのレビューを行っているが、
21人の記事はそれぞれ実に興味深い。
それぞれの音楽スタンスから、流されることなく
地に足がついたコメントをしているので、
この手の雑誌によくある「メーカーの宣伝臭」があまり感じられない。

「音楽は自分の心と共鳴するかしないか、それだけ。
 自分の感性で選べばいい」(小曽根真)
「ヘッドホンは、詳細なスペックよりも
 聴いたときの錯覚を信じたい」(橋本徹)
こういったコメントができるあたりが、
さすがアーティストだなと感心させられる。

音のプロが選ぶヘッドホンはヘッドホンとインイヤホンの
2種類5〜6機種が選定されている。
音のプロも邦楽はもちろん、クラブ、クラシック、エンジニア等多彩で
ヘッドホンがよくわからないという人は、
好きなアーティストが推薦する機種を中心に探すのもありだろう。

ヘッドホンカタログ(115機種)については
1〜2万円台の中堅を中心に、ハイエンドもある程度抑えている。
カタログは評価点として
「音」「デザイン」「装着感」「ファッション性」「音漏れ」「携帯性」
また、音楽ジャンルごとの得手不得手を記した
「ROCK」「POPS」「JAZZ」「HIP HOP」「R&B」
の計10項目が用いられている。

ヘッドホン個々のレビューも、あまり媚びた感じがなく、
割と素直に欠点も指摘しているのが好感的。
情報量も十分で読みごたえは満点だ。

 

dulcinea/ドゥルシネア―村治佳織写真集 (ソトコトclassics)
ほんのちょっと邪まな気持ちで見てしまって どうもすいません
もちろんそんな要素は1ミリたりともありません

しかしこの人は美人ですね
ギターを弾いている時の人を寄せ付けないような鋭い様相はkの写真集にはありません
コロコロと表情を変える普段着の村治さんがたくさん納められています

演奏家としての彼女しか知らない人には ぜひこの写真集を見てもらいたい
演奏だけでない彼女の魅力に触れてください

 

Soshunfu - 早春賦 - Kaori Muraji



村治佳織 動画


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村治佳織 情報


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