読めば、日本が湾岸戦争当時のように金で何とかなる「経済大国」ではなくなって来た現状に気付きます。如何に戦争にならない様合理に考えています。?…石破さんの言葉は深い。 信頼出来る本だと思います。
自民石破氏の魂を知る一冊。 個人的には原発に関する見解とTPPに関する見解を知りたくて購入しました。 石破氏なりの哲学が発揮されていて、良い本だと思いました。
ちょっとした仮想にはいいもの。 よくできています。 やや息苦しく、見にくいため、目、鼻の穴を加工しました。
安全保障に詳しい政治家・・・というとまっさきに思いつくのが石破茂である。本書はそれほど難しくはなく、平易でロジカルな本である。防衛庁長官を辞めたころに書いたらしく、北朝鮮のテポドン、イラク戦争後の自衛隊派遣、のあたりのエピソードが語られている。印象としては、この人はとても勉強家、少なくとも勉強しなければいけないというプロ意識(危機意識?)を持っている人だな、ということである。1991年に、消費税賛成を掲げて2回目の当選をしたとき、国民は「本当のことを言えばわかってくれる」と確信したそうである。この確信がこの人の率直さ育み、それが政治家として(少なくとも一定程度以上は)信用されるキッカケになったのかもしれない。 ある政治家がどういう人物なのか、についてはテレビや新聞ではわかりようもないのだが、このように1冊書いてくれると理解が進む。 情報を集めるとき、「・・・ための情報を集めろ」というオーダーを政治家がキチンど出せるか、というのは政治家にある程度の知的基盤がないとできない。そのために、大臣を志願制にすべき、自分なら大臣になったらこうやる、とプレゼンすべき、という石破案はおもしろい。
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