新・平家物語 [VHS] |
平安末期、平清盛(雷蔵)の青春ストーリー。
恋をしたり、出生の秘密に悩んだりと、 初々しい清盛くんがキュートで良かった。 大好きな時子から「これはあなたのです」 と言われたときの、うれしそうな顔!! 「嫁に迎えたいのです」と語るときの、 これまた照れたような顔が可愛いかった! 「私は誰の子なんです?」と思い悩んだり、 清盛くんの青くささが良かったわ〜♪ 奔放な母は、平安時代なのに胸が見える 変わった着物でびっくりしました・・。 歴史ものにしては物語が浅かったけど、 雷蔵さまの魅力で楽しめる映画でした。 |
人形歴史スペクタクル 平家物語 完全版 DVD SPECIAL BOX |
ようやくDVD化されましたね。
いままでは、総集編しかDVDになっていなかったので物足りなかったです。 川本喜八郎氏の人形は、人形と思わせないほど表情が豊で素晴しい。 特に「悪いこと考えている」ときの表情は、お見事!! 同じく川本喜八郎氏の人形たちが活躍する「NHK人形劇三国志」全17巻を観たけど、歴史の勉強にもなるし、楽しませてもらいました。 人形劇にあえて文句をつけるなら、馬の動きがぎこちない点くらい(笑) 登場する人形たちも個性があって、登場人物の見分けも付くから、初めて歴史に触れる方でも安心して観れます。 男の子なら、一度は“チャンバラごっこ”をした経験があると思いますが、「牛若丸と弁慶」や「きめ細かな作りの鎧兜」をみると小さい頃遊んだ懐かしい気持ちになります。 昨年は、滝沢秀明が源義経役で話題になった、大河ドラマ「 義 経 」がありました。 話題性もたっぷりこの機会に見るのをオススメします! |
NHK大河ドラマ総集編DVDシリーズ 新・平家物語 |
若き日の仲代達矢扮する平清盛の乾坤一擲の気迫と、斜陽化してからの、やることなすことすべてが裏目に出るという閉塞状態が、子供心にも、強烈に焼き付いている作品だが、残念ながら、ここにあるのは総集編であり、当時は、総集編の作り方も未熟であったのか雑であったのか、所々、わかりにくい部分があり、特に、人間模様などの、説明が必要とされる部分でそれが顕著であるようである。
ところで、この作品を見ていて、ふと、思ったのだが、「平家は頼朝を助けたばかりに頼朝によって滅ぼされてしまった」という、巷間言われる「情けが仇」の見本のような話があるが、清盛が源氏の幼子を助けたというのは、決して間違った判断ではなかったのではないか? なぜなら、保元・平治の乱という熾烈な権力闘争の後、人々は新しく権力者として登場してきた「武士」という武力を持った新興階級に対し、著しい不安感を持っていたと思われ、遺児らを助けることは、まずは、それら不安感の払拭に効果があったと思うからである。 (現に、清盛死後、平家を都から追ったのは、頼朝でも義経でもなく木曽義仲なのである。) もっとも、ここまではいいとして、私が疑問に思うのは、なぜ源氏の嫡男を伊豆へなどなど流したのか?ということである。 関東は元々、源氏の地盤であり、今は平家に靡いているとはいえ、湿った火薬庫に火の気を投げ込むようなものではなかったか? 私なら、頼朝は京に留め置き、貴族制に代わる武家政権の樹立という源平共通の利害目的を掲げ、その上で、一門の娘をあてがい、平家一門(武家側と言い換えてもいいかと)に取り込む。 それができないのなら、せめて、源氏の基盤である東国ではなく、平家の基盤である西国へ流すべきだったのではないか。 清盛も、まさか「伊豆」と「伊予」を間違ったわけでもないだろうが、何とも腑に落ちぬ選択である。 |
NHK人形劇クロニクルシリーズVol.8 平家物語 川本喜八郎の世界 [DVD] |
川本喜八郎氏の人形たちの表情豊かな顔や動きは今見ても新鮮な感じがします。内容も演義に沿ったもので、楽しく歴史を勉強することができます。大河ドラマでも『義 経』をやっていますが、見る価値のある時代劇だと思いました。NHK人形劇は、『三国志』も見ましたが子供から大人まで楽しめるものでした。歴史ものが苦手な方にもお勧めの1本だと思います!! |
平家物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) |
能には、平家物語をお題にしたものが40編あまりあるそうです。 その勉強として本書は最適でした。 日本史が苦手だとしても、物語は面白く一気に読めてしまうものです。 そうでなければ、現代まで伝わるものではなかったでしょう。 |
新・平家物語〈12〉 (吉川英治歴史時代文庫) |
栄華を誇った平氏。
清盛の五男の重衡は源氏にとらわれる。 少しでも一族の罪が軽くなれば、 自分が罰を受けることで他の家族が 守れるならば、と死を甘んじて受け入れている。 読んでいくうちに平氏に同情してしまう。 栄華と滅亡。 もののあわれを感じました。 |