ハードっぽくなったことに関しては取り上げられるほど悪くないし、云々いうつもりはないけど そのハードさを差し引いても前作とスタイルが違いすぎるので戸惑う人は多いと思う カケラぐらいでも前作らしさを残してくれたらな… 『ミストレス・メイベル』や『ア・ヘッディ・テイル』あたりはその辺残してあっていいですけどね
あと個人的に少し残念だったのは アルバムの中でも統一性がないっていうか、トラックごとに音が違いすぎて ちょっと聴いていて疲れるし、全体としても印象が薄い感は否めない点 やりたいことがたくさんあるのだろうけれども 最後までちょっと掴みきれないままラストまでいってしまった...
ただ、失敗作ということではなくて創造力豊富なバンドということを示したことは確か 今後のフラテリスに十分期待を持たせるアルバムだと思う
5年ぶりの新作はオリジナルの3人が集結して制作。
ノッケからキャッチーでアタッキンなキラーチューンで一安心。 その後も彼ららしい小気味よいロックが続く。
前2作との音楽面での違いはあまりなく、サックスを フィーチャーした曲が数曲あるぐらい。 しかし、このサックスが曲に非常にマッチしている。
1曲目がまさにそうで、John Lennonの「真夜中を突っ走れ」 を彷彿させるデキ。
正直、「Costello Music」のようにエース級の楽曲群で 埋め尽くされているワケではないが、1st、2ndが好きだった 人がガッカリさせられることはないと思う。
圧倒的なポップ・サウンドを武器に1stアルバムでいきなりUKアルバム・チャートで2位を獲得してしまったグラスゴー出身の3Pバンド。
アークティック・モンキーズやリバティーンズが引き合いに出されるサウンドを持つこのロック・バンドを結成しているのは、ジョン・フラテリ、ミンス・フラテリ、バリー・フラテリの3人。
全員が「フラテリ」姓を名乗っていますが、赤の他人です。ラモーンズ的発想。
ポップで印象的なフレーズが多いのに、ズッシリ重めの音、ってゆうミスマッチ感が絶妙!
聴いてるだけで元気になれそうな曲ばかりでシングル曲のM5.Chelsea Daggerはライブで♪トゥ・トゥ・ル・ル〜♪の大合唱間違いなし!
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